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Environment@japan

遺伝子組み換えのゼブラフィッシュは、エストロゲンに触れると輝く

エストロゲンの有害性を、私たちがまったく知らない訳ではありません。エストロゲンは動物にもまた人間にも生殖上の異常をもたらす原因になるので、環境学者達の懸念のもとになっています。それらの論拠の中でももっとも重要で、水の中に有害な化学物質が放出してしまう原因になりそうなのは、人間の生活に基因するものです。水の中のエストロゲンの存在を確認するために、エクスター大学の研究者達がバイオ探知機になり得る、さまざまなタイプのエストロゲンに反応して光る、特殊なゼブラフィッシュを開発しました。

気候変動抑制のために、食肉摂取の削減を科学者たちが提案

二酸化炭素やメタンは地球温暖化による影響を大いに増加させるガスですが、しかし、科学者たちが懸念を示しているのは亜酸化窒素とその増加レベルです。もしも亜酸化窒素の排出を2050年までに50%まで削減したいのなら、世界中の人々は食肉の消費量を同じく50%という望ましい量まで減らさなければならないだろうとウッズホール研究センターの科学者たちは言います。その結果として、地球全体の気候はさらに安定し、地球温暖化による影響を抑制できるようになるでしょう。しかしなぜ、亜酸化窒素の排出を防ぐために、私たちは食肉を減らす必要があるのでしょうか?

太陽光発電による温室で、灌漑用に海水を脱塩

不十分な灌漑用の 真水 に頼らない作物生産システムが、南オーストラリアの奥地で活動する国際的科学者のグループによって開発されました。エンジニアリングと水の専門家のチームが、サンドロップ農場のフィリップ・ソームウェーバーによってポート・オーガスタ外部に集められていました。それにしても、乾燥した奥地で、太陽から電力を供給し、灌漑を塩水のみに頼っている芸術的な温室を目にするのは珍しい光景ですが、実際、フィリップによれば、これは他に類のない設備で、彼のチームの知る限りでは、これまでにこのようなことを、あるいはこれに似たようなことでさえ行なった人は誰もいないそうです。

衛星マッピングによりこれまで考えられていた2倍のペンギン個体数が確認される

新しい研究によると、皇帝ペンギンの個体数はこれまで考えられていた数の2倍であることが分かりました。科学者たちは新しい手法を使って初めての個体数調査を行っています。その手法とは、衛星をつかったマッピングで、その結果は、環境変化の影響が皇帝ペンギンの個体数に与える影響についての重要な基準となりました。

酸性化に耐えることができるサンゴと藻の発見

破壊的な人間の活動により、気候変動の影響が広範囲に広がっています。人間だけではなく、動物、土地と同様に海にも脅威が広がっています。サンゴは、特に気候の変化に対して脆弱で、最終的に多くの生命体にも影響を及ぼすと考えられてきました。しかし新しい研究によると、若干の種は、地球温暖化に対してより耐久性があるかもしれないとのことです。

殺虫剤や農薬が及ぼす蜜蜂への影響

英国とフランスで、殺虫剤や農薬の蜜蜂への影響について、独自の研究結果が発表されましたが、それは、今まで知られていた事実を改めて証明した事にすぎません。無差別かつ過度の農薬使用は、短期的には、高い農業生産をもたらすかもしれませんが、有毒な化学物質は、生態系を破壊し、地球上の動物に影響を及ぼすという事実です。この最新の研究では、蜜蜂の送粉者が農薬の影響を受けている事実を更なる証拠として突き止めました。

アマゾンで発見された、有毒なプラスチックを分解する菌

プラスチックはこの地球上における最大の環境への脅威であるということを考えなければなりません。このことは私たちが押し進める生分解可能、再利用プロジェクトにおける共通のテーマです。地球上に広がり、すべての生態系を汚染しているこの有毒物質の使用を減らさなければなりません。しかし母なる自然は、ちっぽけな存在である私たちでは、自らが作り出したこの”怪物”をコントロールすることができないことを知り、救いの手を差し伸べようと決めたようです。

低排出の「ヴィート・ユーロ5」が安い価格でロンドンのタクシーになる

ロンドンは、環境に優しい街になるためあらゆる努力をしています。そのための取り組みの一つとして2012年1月より、走行期間が15年以上のブラックキャブにはThe Taxi and Private Hire Office(タクシー・ハイヤー・オフィス)からのライセンスが発行されないことが発表されました。この条例をメリットととらえたメルセデス社は、同社のメルセデス・ベンツ・ヴィート(Mercedes Benz Vito)を、そうしたドライバーにディスカウントして販売すると発表しました。ヴィートは2008年、Public Carriage Office(公共車両事務所)によりロンドンのブラックキャブとして認証されています。

米国の製油所由来の炭素排出、2025年までに9.3%上昇か

カナダは、地球上のタールサンドまたはオイルサンドの埋蔵量が世界一です。タールサンドは、粘土、砂、水、瀝青の混合物で、カナダの製油とその関連製品に重大な役割を果たしています。カナダではカルガリーに、炭化水素の埋蔵量が豊富にあります。ただオイルサンドの原油は、米国の製油所でも利用されつつあります。

地球温暖化と森林破壊が2080年までに雲霧林を一掃

森林の減少は世界中の主な懸念事項です。確かに山林は保護され始めていますが、その保護は商用的な利益のために立ち消えに終わっています。生態系的に豊かで希薄で魅力的で、そしてデリケートな熱帯雲霧林が2080年までに地球上から消滅してしまっても驚くことではありません。クイーンズランド大学の研究者は、世界的なパターンとメキシコの特定の雲霧林地域を調査した結果、このような結論を出しました。

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