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地球温暖化と森林破壊が2080年までに雲霧林を一掃

森林の減少は世界中の主な懸念事項です。確かに山林は保護され始めていますが、その保護は商用的な利益のために立ち消えに終わっています。生態系的に豊かで希薄で魅力的で、そしてデリケートな熱帯雲霧林が2080年までに地球上から消滅してしまっても驚くことではありません。クイーンズランド大学の研究者は、世界的なパターンとメキシコの特定の雲霧林地域を調査した結果、このような結論を出しました。

UQ scientists warn world's cloud forests are at risk of destruction

もしこのまま地球温暖化と汚染の割合が進めば、現在17,274平方キロメートルある雲霧林エリアが5557平方キロメートルほどに、あるいはまったく無くなってしまう可能性がある、とメキシコでその傾向を観察し記録した人たちが言います。おまけに、この希少な雲霧林地域は政府によってまったく保護されていないのが現状です。そのため、人間が居住や農業のために伐採してしまうというシナリオが考えられます。これは、私たちが今世紀の終わりまでに小さなポケットに残すことができるものは、壮麗な過去となってしまった貧しい雲霧林だけであることを意味するかもしれません。

雲霧林には一定の湿気が必要です。そして、その非常にユニークで複雑な生態系は模倣することが不可能です。この湿った天国から他の生態系に移ることができない、絶滅危険にさらされた動物相に生き残るチャンスはありません。これは問題に対処できる唯一の方法は、毎年1.1パーセント消滅してゆく雲霧林を保護することです。

これは世界的な規模で率先的な行動と二酸化炭素排出を縮小して、厳格に保護法を制定することによってのみ実現が可能なのです。世界の雲霧林と動物の保護が手遅れになる前に、私たちはともに行動を起こすことを祈ります。

Via: UQ

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