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大同美術館の受動的デザインはエネルギー効率を良くし、天候による腐食にも耐えます

21世紀の中国の美術館、大同美術館は今建設中で2013年に公開されると思われます。 フォスター+パートナーズのデザインで、呼び物の約1万平方メートルもの予定地にはグランドギャラリーが立ちます。アーティストが大きな作品を組立てる作業場として作られた、奥行80m、高さ37mにも上る上部が照らされた展示スペースは大同プラザにある4つの新しい建物の間にあります。 この建築の際立った特徴は、主要な部分が地下にあるにもかかわらず内部の照明に 自然光 がうまく使われた構造物だという事です。

Datong Art Museum by Foster + Partners

建物は噴火した風景のように描かれ、地上には4つの峰があるだけで美術館全体が地面に沈んでいます。天候による腐食を防止するために屋根は本来耐久性のあるコルテン鋼で全て覆われています。また、コルテン鋼は時間が経過しても自然な素朴さとなり、屋根に美しい外観を与えます。

屋根は4つの連なるピラミッドで構成され、その方法は高さを出して外側のフレアに道筋を開け展開するというものです。其々の峰は間に高窓を置いて他の峰と繋がっています。高窓の仕組みは力学的に光を使う事にあり、最大限の光を吸収しビーコンを作ります。

来訪者は緩やかな傾斜と階段に沿って、傾斜した円形劇場に導かれます。ギャラリーの中は柔軟性のある構成で単一レベルの上に配置され、其々の展示スペースに分かれていますが、一つものとしてうまく統一されています。子供達のギャラリーやレストラン、他のサポートスペース等の機能は沈んだ部分の周りに配置され、内部に引き込まれた光が役立っています。これは受動的なデザインの建物で、太陽光が最小限になる事を避け、最大限の光を活用する北西に方位を合わせて慎重に計画されたものです。高性能に内部を囲い込み、わずか10%のガラス窓で遮断された屋根とで建物のエネルギー効率 をよくしています。

Via: Dezeen

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