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ソーラーツリーとソーラーキャノピーをグリシャム市庁舎に設置

新しい木が数本、グリシャム市庁舎に設置される予定です。この木は日陰を与えてくれません。なぜなら本物の木が植えられるのではなくて、スポットライト・ソーラー社によって特別にデザインされた2本の新しいソーラーツリーが設置されるのです。この企業は単に美しくて魅力的なだけでなく、自然な佇まいで空間になじむような芸術的な趣向を凝らしたソーラーシステムを作るのが専門です。

 

Solar Tree Installation

これらのソーラーツリーは、グリシャム市庁舎が助成を得て行なう大プロジェクトの一部にすぎません。ツリーの他にも、ソーラーキャノピーが市庁舎の駐車場に設置される予定です。プロジェクトを遂行するために、合衆国から50万ドルとオレゴン州エネルギー基金から12万4千ドルの助成が市に与えられています。ソーラーキャノピーとソーラーツリーを設置することで、環境保護に重要なソーラーシステムを作るだけでなく、もっと目につきやすくユニークなものを作ることも狙いです。それゆえ、ソーラーパネルを屋根に設置するという選択肢をとるのではなくて、駐車場のある区画を用いて長さ100フィートのソーラーカーポートを設え、ソーラーツリーを設置しました。ソーラーツリーの頂点は太陽に合わせて動くことはできませんが、最大限の太陽光を吸収できるようにエンジニアたちが注意深く向きを調節しています。このソーラーツリーには、誰かが木の下に立って見上げたときに大きな鏡の中に自分の姿が映りこむという、洒落た特長があります。

最終的には、市は市庁舎の電力消費額を節約することにつながるでしょう。1年間で約15%も電気代を節約できると見積もられています。グレシャム市広報課のローラ・ブリッジ氏によると、このプロジェクトによって市が持続可能な暮らしに向けて取り組んできた過去すべての努力について、市民にアピールすることにもなると期待しているとのこと。これまで、市は持続可能性に積極的に取り組んでおり、効率の優れた電球を使用したりHVACシステムの効率性を向上させたり、市の廃水処理理施設を改善してきたという経緯があります。

参考サイト:Greshamkatu

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