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船舶用コンテナで作られた魔法の箱で、持続可能なエネルギーを発電しましょう

2010年、「学生デザインコンテストP3:ピープル、プロスパリティ、プラント」というコンペが18ヶ月前に始まりました。165名の参加者が競い合い、4月21日と22日にワシントンDCモールで閉会しました。14の大学チームにまじって、プリンストン大学の学生チームが開発した「パワー・イン・ボックス(箱の中のパワー)」も入賞しました。よくある船舶用コンテナを被災地や遠隔地で役立つ 持続可能なエネルギー 源に変換する装置です。

‘Power in a Box’

総計20名の学生たちが共同で設計し完成させたこのプロジェクトは、2010年の悲惨なハイチ地震から着想を得ています。このプロジェクトの目的は、ディーゼル発電機のかわりに、40フィート高の風力タービンとソーラーパネルを搭載した船舶用コンテナを当地域に配置することです。当大学のケラーセンターが提供する「コミュニティサービス分野におけるエンジニアリング・プロジェクト(EPICS)」コースとして実施されています。このコースは、さまざまな専攻と学年から多様な生徒を集めて、グローバルかつローカルなコミュニティを助けることに焦点をあてています。

 

展示の両日とも、見事なパフォーマンスを審査員たちに見せていました。1日目は快晴だったので、「パワー・イン・ボックス」はソーラーパネルを使ってエネルギーを作ることができました。2日目は雨が降って風が吹いていたため、タワーを組み立てて風力タービンを上手に回して発電できました。学生たちはアメリカ合衆国環境保護庁から9万ドルを授与され、さらにプロジェクトを促進するよう激励されました。賞金を手にした学生たちは、この装置をもっとパワフルに修正することに意欲をみせています。現在の装置では1から2キロワットの電力を作ることが可能です。

 

参考サイト:Archdaily

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