有害な化学物質で満ちている電池と、通常の商業用1.5Ｖバッテリーの２倍の効果があるポテトスライスで駆動する電池を取り換えてみるのは如何でしょう？ 世界中で広く使われているバッテリーが、毎年有毒廃棄物になっている事を考えると、この考えは、環境に優しい代替品へと向かう変化が長く遅すぎた様に思えます。 サウジアラビアのアブドゥルアズィーズ大学、物理学教授のサリマン・アブドラ氏は、イスラエルとアメリカの科学者からイニシャルを取り、これらのバッテリーを私達の為に作るために、それを折り畳むように開発しました。
私達の殆どが、じゃが芋とワイヤーを使って電球に灯をともす小さな科学実験を、地元の科学フェアでやったことがあるかもしれません。 この最新の画期的な有機電池は、商業レベルで製造出来る事を確約しました。 私達が日ごろ使っている物より２６倍安いだけでなく、それらは少なくとも２倍は効率的です。 研究者達は、さらに改善する事でじゃが芋ベースのバッテリーの効率は上昇するだろうと述べています。 ここ数年で日常使えるようになるのを実際に見れるかもしれないと、多くの事柄が物語っています。
テクノロジーは、地方のコミュニティーで日曜大工レベルで使え、電池を使う必要が無くなると考えている人が沢山います。 一方地元の食材で作られる安い電力資源を供給しています。 興味深い事に１８mmの薄切りポテトが最適な出力を与え、世界中の研究者達はバナナやニンニクなどを使って様々な実験を行っています。 危険な化学物質を垂れ流し、ゴミ処理場を汚染する有毒な電池の日々は終わりを告げるかもしれません。
そして、もし将来サウジアラビアからの「ポテトパワーパック」を見かけたら、料理の楽しみに使わないように！
Via: グリーンプロフェット