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2012年タイ国際家具フェアーでのYothaka(ヨタカ)の華やかなデビュー

タイの家具メーカー、Yothakaが2012年のタイ国際家具フェアーで今年のコレクションを発表しました。芥子やヤン・リパオ、ヒヤシンスなど、その地域の材料を使い、長年受け継がれてきた技術とともに、作品には地域文化が反映されています。代表的な作品の椅子には、パイナップル紙が使用されています。

outdoor furniture collection

ヒヤシンスは、熱帯地域である東南アジアの湖や川など、いたるところに生息している雑草です。成長がとても早く、タイ政府にとって悩みの種でした。しかし、このヒヤシンスを取り除くことで問題は解決し、地元の人々に仕事を与え、それが収入源になりました。環境にやさしく、持続可能な 原料は雑草から開発されました。Yothakaは、そのように大量の植物繊維と家具作りを融合することに成功したのです。ヤン・リパオは、タイ南部の森林地帯でしか生息していません。籠細工の伝統的な技法が見事に家具作りに生かされています。

紙が使用されるようになってから数千年経ちますが、パイナップルの繊維は、タイで開発されました。この繊維は多色で、ベンチやスツールの座席を製造するために使われています。東部チベットの山岳民族、Lisu(リス)族の生計として栽培されている芥子は、ロープや布に形を変えYothaka社の椅子に使用されています。

天然素材を生かした商品以外にも、2005年以降、Yothaka社は、PEプラスチックも取り入れてきました。ポリウレタン・ポリエチレン化合物をリサイクル・コレクションに使用したのですが、天然の籐細工のように見事に織り込まれていました。

デザインブームより

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