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女性の肖像画をボール紙の衣装で飾るクリスチャン・タリアヴィー二(Christian Tagliavini)

リサイクルされた原料を使って、芸術作品を作り上げた人々の作品を見たとき、幾度かこの作品のどこが環境を守るのか、どうやって資源を保存するのかと思うことがあります。結局のところ、リサイクル芸術作品は視覚的な飾り物で、役に立つとはいえないからです。しかし、私の認識を覆すことがありました。スイスのイタリア人写真家、クリスチャン・タリアヴィーニのボール紙作品 を見て、私の思考回路と全く違うプロセスでこの作品を理解できたと確信できたからです。

Portraits of Ladies in Cardboard Outfits

まず、タリアヴィーニの作品についてお話しましょう。タリアヴィーニは、ボール紙を使って17世紀の女性の肖像画を作成しました。彼のボール紙作品はキュービズムの要素を反映しており、理論的にも彼の作品はバラバラにしても個々に分析でき、また再構成できるようです。

タリアヴィーニは、ファッションの進化を布一切れも使わずに、うまく作品のなかに表現しました。色の付いたボール紙を切り取り、のりで貼り付けたシンプルな作品です。

さて、最初の問題提起に戻りましょう。何故彼の芸術作品は環境を守ることになるのでしょうか。最大の理由に、このような環境にやさしい芸術作品に使われた材料は、もし使用されていなければ、埋立地に大量に廃棄されていたということです。新しいものの購入なしで、作品を作り上げることによって、タリアヴィーニに創造的な満足感を与えています。第二に、彼の作品によって、私達も回りにあるものを再利用するように心掛けるようになります。そして、私達は、身の回りにあるもので、全てを賄えるようにするためのセンスを磨くことが大切です。

ピタピクセより

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