パリを拠点とするInflux-Studioのコンセプト設計は、自然の藻類が炭素を捕らえるキャパシティーを開発することにより、シカゴの炭酸ガス排出量を減らそうとするものです。これは、1990年から2050年までに温室効果ガス排出の80パーセント程度の縮小を目指したシカゴ・アクション・プランに従って開発されました。この新設計は、他のいくつかの新興グリーンテクノロジーが統合された新しい藻類グリーンテクノロジーに基づいた藻類のグリーン・ループによって、シカゴ市の中心部にあるアイコン・マリーナ・シティ・タワーを改造する予定です。これは全建物を強力なCO2除去システムに変えて、カーボンフットプリントの大規模な縮小を図るものです。藻類の緑のループは、マリーナ・シティ・タワーの頂上と駐車上のライトの周囲をめぐる藻類チューブのモジュラーシステムによって形成しています。これらの藻類チューブは、バイオ燃料を生産するために日射を吸収します。これは、駐車場のライトとして再利用するために、廃水を処理する重力で駆動するファイトレメディエーション装置に変換されます。また、ビルの半円形のバルコニーは、補足的にクリーン・エネルギーを生成するために、また、垂直農業用の太陽光発電のパネルを装備しています。これに加えて、全システムは、食物を生産して全域を自給自足できるようにするために、クリーン・エネルギーや水処置設備、そしてバイオ・エンジニアリングに基づいた植物を生産のために、先進のバイオリアクターが統合されます。