地震はいつ発生するかわからない、非常に恐ろしい自然災害です。生命の危険や財産の大規模な損失につながることがあります。地震は、貴重品を見つけることが困難になるほど、あなたの家を瓦礫の山に変えてしまいます。地震による家と家族の損害を最小限に抑えるために、前もって準備している方がよいでしょう。地震がよく発生する地域に住んでいるのであれば、なおさらその準備をすることは大切なことです。以下に、危険から家族を守るための簡単なガイドラインをご紹介します。是非、ご参考にしてください。
複雑さのレベル: 並み
所要時間: 4時間
必要な物:
- ブラケット
- 紙とペン
- 携帯ラジオ
- 応急用具
- 水と食物
- 携帯電話
手順:
1. 家内の危険箇所のチェック
家内の潜在的な危険個所を探しておいて、できるだけ早くこれらの危険状態を回避します。すべての潜在的な危険状態をできるだけ早く改善しましょう。すべての危険物のチェックリストを作って、安全であるように対処してください。
- ぐらぐらしている棚を壁に固定しましょう。
- 窓ガラスは大怪我を引き起こす原因となります。シャッター・セイフ・セキュリティ・ウィンドウを設置することが重要です。
- 重い物は低い棚に入れるか床に置きます。リビングに置くことは避けた方がよいでしょう。
- 壊れやすい物はクローゼットで保管してラッチをしておきましょう。
- 壁には多くの絵を掛けないようにしましょう。
- 壁や基礎部分にヒビが入っている場合は修理しましょう。
2. すべての配線をチェック
家全体の電気やガスの配線をチェックしてください。ガスの配管を使用していない時は切っておきましょう。誤配線は地震時に火災の原因となることがあります。
3. 可燃物を身近に置かない
地震の際には、火災の原因を作らないように、可燃物は安全な場所に保管しましょう。
4. 応急用具を準備
地震が発生した場合に備えて、自分なりに有用になると思う応急用具を準備しておきましょう。その応急用具は、少なくとも1週間分の食料品と水も含めておいてください。さらに、ラジオやフラシュライト、消火器、救急用品、電池、薬用品などもあれば良いでしょう。
5. 安全な場所のメモとっておく
家内のすべての安全な場所のメモを書きとめておけば、緊急時に部屋から部屋に安全箇所を求めて探し回ることはなくなります。ガラス窓や鏡、吊下げのオブジェクトなどがあるような危険な場所も確認しておきましょう。
6. 避難通路を確認
家の非常口の付近に物などをおいて塞いでいないことを確認してください。ドアが動かなくなっていないかどうかをチェックしてください。
7. 集合場所を決める
緊急事態の発生時に、家族が集合する場所を前もって決めておきましょう。
8. 避難訓練を行なう
実際の緊急の場合に、家族メンバーがパニックになることなく、どこに行くべきか知っているように、毎月、家族で地震のための避難訓練を行なってください。
F.A.Q:
地震の際に隠れるのに理想的な場所はどこですか?
地震の際には、机やテーブルの下に隠れてください。食器棚やガラスのラックの近くに居ることは避けてください。また、蛍光灯の下に居るのも危険です。
ちょっとしたコツ:
- いつも、最悪の事態に備えておく方がよいでしょう。地震から家を守るために必要なことは延期せず、すぐに実行してください。
- 自分一人で分からないこと、できないことがあれば、専門家の助けを借りましょう。
注意すべきこと:
- 家族全員が応急用具の保管場所と非常口を知っていることを確かめましょう。
- 子供や高齢者には特に注意を払いましよう。