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地球に優しいドライウォール補修方法

 

発注した業者がしっかりとした仕事をしなかった場合などには、ドライウォールの細かなダメージを補修をしなければなりません。大抵の場合、壁が均一に塗られなかった場合に問題が起こります。補修作業は、大がかりな作業が必要なものから、ちょっとした塗り直しで済むものまで、様々です。壁の損傷が大きい場合には、新たなウォールボードが必要になることもあります。作業方法を知っていれば、簡単に補修することが可能です。

drywall repair

補修作業のために、以下のものを用意します。

  • 様々な歯幅のナイフ
  • コンパウンド(パテ)
  • コーナーナイフ
  • 研磨機
  • ウォールボード(壁板)
  • テーピングナイフ(ヘラ)
  • ピール&スティック(壁の穴などの上に貼って補修するシール)
  • サンドペーパー

以下の手順に従って作業します。

1.傷んだ箇所を調べます。実際に補修を始める前に、どこにダメージがあるのかを調べ,その補修のために何をしなければならないか、そしてどのように作業を進めていくかをはっきりさせます。ダメージ箇所を直す前に、その周りに何か問題がないかを調べ、ある場合にはまずはその箇所を補修します。

2.コンパウンドを用意します。コンパウンドはライトウェイト~オールパーパスの中から、ダメージの種類に応じて選びます。ライトウェイト・コンパウンドは、粘度の高いものに比べて乾きが早く、軽いのが利点です。補修箇所にたっぷりとコンパウンドを乗せ、必ず最低でも2~3回は塗りましょう。

3.余分なコンパウンドを削ります。その箇所の補修が終ったら、研磨ブロック、サンドペーパーと8インチのナイフで研磨します。コンパウンドが乾いたら表面を滑らかにして風合いをだします。コンパウンドを補修箇所に塗り、しばらくそのままにしておきます。コンパウンドが乾いたら、サンドペーパーで最後の仕上げをします。新しいコンパウンドをスポンジにつけて、風合いを加えます。

4.周辺もカバーしましょう。コンパウンドを塗った箇所を削っていくときには、少なくともその箇所より1インチは広い部分にヤスリをかけましょう。そうすることで仕上がりが滑らかで均一になります。

5.ドアノブの穴を塞ぎます。ドアノブの穴周りの状態の悪いダメージ部分を補修しなければならない時には、ガラス繊維のメッシュでコーティングしたアルミのシールを貼ります。シールの裏には糊がついていますので、剥離紙をはがして貼付けます。このシールを貼った後、上からコンパウンドを塗り、サンドペーパーで削って表面を均一にします。

6.ウォールボードはドライウォールの補修に役立ちます。穴部分を四角に広くカットして、そこに合うサイズに切ったウォールボードをはめ込みましょう。ウォールボードをしっかりと固定するためには、最低でも2本のスタッド(間材)が必要です。木製のスタッド裏に取り付けたウォールボードを、ねじで補修箇所に取り付けます。シールをを取り付ける際には、壁板が正しい位置から動いてしまわないよう、特に注意しましょう。この作業が終ったら、上からコンパウンドを塗ってヤスリをかける作業を繰り返します。

7. ヒビを直します。ドライウォールにヒビがある場合には、テーピングナイフが非常に役に立ちます。テーピングナイフを使ってV字の溝をつくり、ヒビの線を埋めていきます。その作業が終ったら、上からコンパウンドを塗ります。ヒビの両サイドから少なくとも1インチ以上までコンパウンドを塗るようにしましょう。8インチのテーピングナイフを使い、周りと馴染ませるように余分なコンパウンドを削っていきます。

8. 削って滑らかにします。以上の作業が全て終ったら、さらに薄くコンパウンドを塗り、研磨機やサンドペーパーを使って表面を滑らかにします。補修箇所を自然に見せるには、この作業が欠かせません。

9. 問題を解決しましょう。ねじ留めするためのスタッドがない場合には、木材をちょうどいい大きさに切り出したものが役に立ちます。これらをスタッドと丁度合うように正しく取り付けます。

 

傷んだ壁の補修は、それがどんな損傷なのか、また補修のために必要な作業はどんなものかを知ってさえいれば、それほど大変なことではありません。ですので、傷んだ部分をしっかり調べることが大変重要です。補修作業が終ったら、作業の仕上げに気を配りましょう。補修した箇所が、周りの手を加えていない部分となじませます。以上でご説明した作業方法は、環境に優しく作業するためのガイドラインとなるでしょう。


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