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シカゴの企業が世界で4番目に高い建物を中国に建設

Wuhan Greenland Center

エイドリアン・スミス+ゴードン・ギル・アーキテクチャーは、Yangtezと漢江のミーティングポイントであるウハンに、ウハン・グリーンランド・センターを設計して国際入札を勝ち取りました。この建物は世界で4番目に高い高層ビルとなり、世界地図における中国のランドマークとなるでしょう。このシカゴの企業は、構造工学のThortan TomasettiやPositivEnergy、エネルギー・サービス会社のPractise、そして建築会社のHOKアーキテクト、GMPアーキテクト、そしてP&Tアーキテクトなどの多分野にわたる企業のチームのリーダーとなって、5年間で606メーター(1988フィート)の建物を建設します。

この注目の超高層ビルは、上海を本拠地とする会社のグリーンランド・グループのプロジェクトです。ウハン・グリーンランド・センターは119階建で、300,000平方メートルの床面積があります。そのうち200,000平方メートルが企業向けのオフィス、50,000平方メートルが高級マンション、そして45,000平方メートルが五つ星ホテルに割り当てられます。さらに、建物の地上27メーターのところにプライベート・クラブが作られ、利用客は息を呑む様な都会の風景を見ることができます。

この建物には、多くのエコフレンドリーなシステムが設計されています。重要な特徴としては、建物の先端が細くなっていて、三脚型の基礎がドームによって覆われています。これは、建物の高所を吹く風の抵抗と渦巻作用を最小化するような設計になっているためです。タワーの角は湾曲したガラスでできていて、外観的に建物の全体をコントラストのカーテン・ウォオールで包み込んでいるかのようです。建物の割目は分譲マンションの風圧を放出するためのものです。

建築家は、設計において意識的に多くの持続可能な要素を組み込みました。水の再利用に関しては、ホテルの洗濯やキッチン、バスルームの水を再使用して、冷却目的で使用する水分回収システムが設置されます。照明装置を効率的にするために、低エネルギーの蛍光灯とランプが設置されます。さらに、日中に十分な太陽光が降り注いでいる場合には、照明を自動的に消す、光反応システムも設置されます。エネルギー保存と飲料水の消費を最小化するために、水低流動性配管システムが採用されます。

この建物はまだ設計の段階ですが、設計においてたくさんの持続可能なシステムを組み込んだ壮大な建物となることが予想されます。

Via: Bustler

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