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クリーンエネルギーを使用するエコフレンドリー製品

この世にはその時々によってエネルギーが違った目的に用いられるものです。最近の高度な開発に伴い以前には考えられなかったようなエネルギー使用法がでてきて、多角的になってきているのです。例えば、エネルギーという話になるとそのうちにエネルギーが世界から無くなってしまうのではないかという考えを持つ人が多くいます。もしくは再生可能エネルギーは値段が張って技術的にも難しい、または環境に与えてしまったダメージはどうやっても回復できない、などです。確かに間違ってはいませんが新しい技術開発のおかげで一般エネルギーとは違ったカタチのエネルギーで稼動する機器がたくさん出てきているのです。

1.メタセル

軍隊用として戦地で使う機器に用いる電力を供給するのはいつも難しいものですが、ここに答えがあります。メタセルは食塩水や尿で4時間分の発電が出来る緊急用発電機です。もともとは韓国自衛隊の演習用に開発されたものですが電力供給が安定しない地域や山奥に旅行する際にも最適です。マグネシウムプレートが食塩水や尿に含まれるナトリウムに反応して電力が発生するのを利用している大変小さくて移動も楽な機器です。

2.体温で動くMP3プレーヤー

体温で充電できるという信じられないような機器は、中国のエンジニア、チー・ウェイウォンとシュー・ヒスフ両氏によって開発されました。つまり人体の熱で動く超薄型MP3プレーヤーのことで、バンドエイドほどのサイズで簡単に人の腕にくっついてクリップなどを必要としません。さらに再利用が可能で簡単に使用できますがディスプレースクリーンやヘッドホンプラグは付いていません。音楽はスピーカーを通して流れます。まだまだ改良の余地はたくさん残されていますが、フィットネスマニアの間ではヒット商品となる可能性があります。

3.ワインで動く携帯電話

ワインで動くなんとも変わった一品です。飲むだけでなく充電につかえるというのですが、これはデザイナーのトリ・イェーさんによって開発されたコンセプト携帯でアルコールボトルの形をしています。内側には燃料電池がアルコールを電力に変換します。さらに副産物として水と酸素を発生します。分解の出来ない電池を使わない新しいカタチの携帯電話です。その他の技術仕様については明らかになっていません。しかし、”イェーイ”と名づけられたこの製品は文字通り嬉しくなってしまうような将来性がタップリです。

4.おしっこで充電する電池

ビールもリンゴジュースも、コーラやさらには唾液やおしっこすらも電池の充電に利用できるという新しい発明の話です。日本の会社アクア・パワー・システム社はノポポという名の新しい電池を開発しました。電池には先に述べたような液体が注入できるようなパイプが付いており、内臓カーボン・マグネシウムと反応して電気を発生します。500mAhというパワーは通常の単三電池に比べて少ないので寿命は短いですが、環境には優しいのです。

5.コカコーラで稼動する携帯電話

コーラで動く携帯、冗談ではありません。中国のデザイナー、ダイジ・チェンさんはコーラの中にある糖分で動く生物電池を開発しました。この電池は燃料電池で動き、発酵現象を触媒として電気を取り出そうとするものです。チェンさんは改良版ノキアの携帯電話を利用してリチウム電池に比べて一度の充電で3-4時間長持ちするということです。環境的にも利点が多く、現在の電池は廃棄された後に有害化学薬品が流れ出したりしますがこの新型電池は完全に生物分解可能で水と二酸化炭素しか発生しません。

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