世界では、徐々にリサイクルした材料を使用する時代となりました。これにはいくつかの理由があります。廃棄物の増量や急速に減少している資源による環境の危険性、そして、これらの問題に関して創造的な解決策を見つける必要性などです。これらの理由は、デザイナーに対して、再生紙からユニークな製品を作成することへの動機づけとなりました。
折り重ねたペーパボール
リュチ・ルート氏がデザインした折り重ねたペーパボールは、家でも作ることができるDIYの環境にやさしいファッション・アクセサリーです。必要なのは、390枚の再生紙、接着剤、アクリルカラーとボール紙だけです。オーダーメードの折り重ねたペーパボールは、Etsyから39ドルで購入することができます。長さ4インチ、幅15インチで、スイーツやイヤリング、バングル、キーチェーン、コイン、化粧品のようなアイテムを入れるのに使用することができます。
ペーパー・ドレス
デザイナーのジョリス・パオンズ氏は、古い電話帳からこの手製のペーパー・ドレスを作成しました。ペーパー・ドレスの着心地とその機能性に関して疑問をお持ちになる方もいるかもしれませんが、パオンズ氏のペーパー・ドレスは環境にやさしい服で、特別な場合に着ることができます。これによって環境保存のメッセージを広めることができます。
最新流行の再生紙家具
Way Basicsのデザイナーは、zBoardsから作られた家庭用家具のデザインを開発しました。この再生紙の家具は、従来の書棚やテーブル、ベッドとして使用するには十分な強度があります。さらに、zBoardは99パーセントのポスト消費者再生紙から作られていて、使用後に100パーセント再利用することができます。
リサイクル・ペーパー・ボトル
ブランドイメージ氏がデザインした360ボトルは、再生紙から作られています。水やミルク、油など、ペーパー・ボトルはすべての種類の液体を入れて使用することができます。さらに、これをデザインすることは、ペットボトルの過度の使用が引き起こした環境危険の解決策となる可能性があります。米国だけで、毎日約6000万本のペットボトルが捨てられます。
ライフ
名前が示すように、ライフは、プラスティック容器の使用を減らして、「水に関する持続可能な文化」を開発するための環境意識の強い解決策です。アンドレア・ポンティ氏がデザインしたライフは、2015年のミラノ・エキスポで使用される水の容器です。天然の綿をグリーン・コードで二重縫いしているので、どこにでも持ち運ぶことができます。
エコ・ヒップ・再生新聞紙バッグ
32人のブラジルの女性グループが、このユニークなリサイクル新聞紙バッグを作成しました。スマートでトレンディなバッグは多目的に使用することができます。材料は再利用された新聞、オーガニック・コットン、絹などが使用されて防水加工をしています。バッグには、チャック/磁石のスナップ・クロージャが付いています。色も5色のバリエーションがあり、Ecoistで129～249ドルで購入することができます。
100パーセント・ポストコンスマー再生紙テーブル
マット・ガニオン氏がデザインしたこの手製の紙コーヒーテーブルは、テーブルトップとして、あるいは雑誌や書類を入れて保管することができます。ガニオン氏はこの家具の環境にやさしい部分として100パーセントのポストコンスマー再生紙ボード、homasotとボルトを使用しました。テーブルに綺麗に仕上げるために亜麻仁油を使っています。このテーブルは2,940ドルで購入することができます。
リサイクルした新聞紙で作った花瓶
これは再利用した新聞紙を使った創造作品の代表例です。ペーパー花瓶は、再利用のアルミニウムをしのぐ勢いです。内部は花瓶の水を清潔に満たし、また排除することができます。デザイナーによれば、再生紙の花瓶は維持が簡単で、30.00ドルで購入することができます。
リサイクル・ペーパー・ラップトップ
ジェ・サン・パーク氏がデザインしたペーパー・ラップトップは、テクノロジーに精通した未来の環境にやさしいコンセプトです。パーク氏によれば、ペーパー・ラップトップの本体は、層で包装された再生紙やパルプ材料から作られています。この装置は維持と修理が簡単です。また、コンピューターが古くなっても、廃棄物から環境を守ることができます。
リサイクル・ペーパー・カット「クラウド」ランプシェード
イギリスを拠点とするデザイナーのYu Jordy Fu氏は、再生紙から5種類のクラウド・ランプシェードを作成しました。電球のまわりに白のミステリアスな雰囲気を作りだす室内装飾です。ユニークなランプシェードは、天使、プラハ、メモリ、おじいちゃん、そして物語と名付けられました。価格はサイズにより141.53ドル～392.15ドルで購入することができます。