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東海岸風力送電線網、第一期沖合コネクタの承認を得る

代替エネルギーの選択肢は日々増え続けており中でも最も人気の高いものが太陽光ですが、最新の進展によって風力が急速に追い付こうとしています。最新の風力タービンそして沖合や高地の風力までもを取り込む新たな方法によって風力はもう頼りないものではなくなり、ほぼ安定したエネルギー源としてエネルギーを生産できます。ある研究者グループは風力を代替エネルギー源に切り替える刺激的な研究計画を立てました。

East coast wind grid gets a go ahead

この研究の主な目的は東海岸沖の風力発電所を1つの巨大な発電システムに一括し、このシステムが地域の風力発電の原型となって常に最小限の電力をこの特定地域のために確実に生産するというものです。この計画の背後にある動機は非常に明快であり、それはある地域の風力エネルギー源は常にその地方の天候に左右されるという事実です。東海岸は穏やかな日が稀にしかないため南部では嵐が発生しやすく、その後海岸線を北東へ進みます。もしも穏やかな天気が続いたらその近辺が荒れ模様になる可能性は大いにあります。研究者たちはこの状況を知り、常に電気を生産できることを見込んでこの海岸線に沿って風力発電器を設置することに思い至りました。

通常の設置方法に従えば、送電線網の内一部の地域だけが風力電気を受け取り、その他の地域は風力以外の発電源を求めるしかありません。しかし、ここ2、3年間提案されてきたこの計画は単一の伝導系でありながら送電線網全域をつなぎ、限定した数地域に送電することを想定しています。こうしてその特定地域は最小電力を保ちつつ継続して電気を受け取ることになります。東海岸も沖合の風力発電所を待ち望んでいますが、この夢が現実になるのはまだまだ先のことです。ただ、多数の熱心な投資家は既に興味を示しています。

Via:Arstechnica

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