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デザイナー スティーヴン・バークによるプロジェクト「Man Made Tronto」

ニューヨークの工業デザイナー、スティーヴン・バークスが最近再生原料から作られたテーブル、ランプ、照明ペンダントそして棚からなるユニークなプロジェクトを発表しました。このプロジェクトはダカールとニューヨークに拠点を置くバスケットメーカーと共同で行われました。スティーヴンは、作品作りを通じて常に伝統的な手法と現代的なデザインの融合に挑戦しています。彼は、発展途上国の人々と一緒に再生原料を使って便利な製品づくりをしています。

Man Made Toronto by Stephen Burks

これらの作品の根本に取り入れられた伝統的なバスケット織りは、ケシとカラフルな再生プラスチックで作られています。その製造工程では、中央からケシの束を縫い合わせた束が螺旋状に広がる構造をしているため、織りの技術とは異なるらせん巻きの手法が取り入れられています。

こうして作られた製品のマーケティングと販売は、CappelliniやArtecnica、Morosoといった世界規模のブランドと関係して行われています。こうすることで、遠隔地に住む人々に文化的、社会的そして経済的利益をもたらすことに成功しています。また先進国におけるデザインに新しい形や美意識を提示する役割も担っています。デザイナーであるスティーヴン自身と職人たちが作り上げたこれら全ての製品は唯一無二の価値を持つものなのです。

Via: Dezeen

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