ecofriend.com

リサイクル原料で作られた環境に優しい照明器具

現代を生きる人間全てにとって、3つのRを意識して生活することは今や義務となりました。3つのRとは、「減らす(Reduce)」「再利用する(Reuse)」「リサイクルする(Recycle)」です。そうしなければ、私たちの世界は汚染にまみれた場所になってしまうでしょう。すでに廃棄されたものから趣があり、便利な生活用品を作り出す試みが行われています。環境に優しい生活を送りたいと望むあなたにおすすめの、リサイクル原料から作られたランプをご紹介しましょう。

 

蜂の巣ランプ

蜂の巣にインスピレーションを受けたこのランプは、工業デザイナーのGeorgi Porgyにより作られ、「オリーブ・ツリー・ライト(Olive Tree Light)」と名付けられました。古くなった銅のリングを蜂の巣状に組み合わせたこのランプは、ユニークで面白い照明効果をもたらします。環境への優しさにこだわり、環境への影響が最小のLED電球を使っています。

 

リサイクルしたコインで作ったLEDランプ

コンピューターのパーツから新品のコインまで、廃棄される金属は数えきれないほどあります。次にご紹介するこの作品は、コイン収集家にはふさわしくないかもしれませんが、豪華でありながら環境に優しい照明器具をお探しの方にはぴったりでしょう。ニューヨークのデザイナー、Kellam Clark がデザインしたこの「スターライト(Starlight)」という名前のライトは、LEDランプとリサイクルした真鍮製のコインで作られており、キラキラと輝く美しい照明機器です。

 

フロア・ランプ

フロア・ランプは様々な原料から作られます。次にご紹介するこの製品は、リサイクル製品がいかに美しいものになりうるのかという可能性を示してくれます。誰が作ったのかということについての詳細は不明ですが、このランプの軸部分は、道ばたで売られている安い花瓶から、ベース部分は古い天井照明から作られています。

 

洗濯機のパーツから作られた独創的なランプ

ポルトガル人デザイナー、To Martinsが「REWASHLAMPプロジェクト」として 、洗濯機のパーツを使い独創的な照明器具を作り出しました。洗濯機の洗濯槽から作られたシェードが、カメラの三脚の上に置かれています。三脚は調節できるので、お好みに合わせて高さを変えることが可能です。

 

ヘリオス・ランプ

ジップタイ(電気のコードなどをまとめるプラスチック製の紐で、一端の穴にもう一方を通してとめるもの)がこんなにおしゃれになると、だれが知っていたでしょうか?デザイナーのCharles Parsons が作った、高さ24インチ(約60cm)、直径15インチ(約38cm)のこのランプは1000本以上のジップタイとアクリルのリングでできています。それらをワッシャとナットでとめてあります。

 

古いバイクのパーツでできたランプ

古い自転車は多くのDIY愛好家たちにインスピレーションを与え、それを使ってテーブルや椅子などが作られています。しかしマイケル・マーティンスは自身のリサイクルへの情熱を次のレベルに向け、古い自転車のパーツから美しいランプを作り出しました。彼の作品シリーズ「Bike Part Art」には、「永遠のランプ(Eternal Lamp)」、「ショック・ランプ(Shock Lamp)」、「バンカーズ・ランプ(Bankers lamp)」などがあります。シリーズの一つ 「街灯(Street Lamp Orb)」は、高さが調節可能です。

 

Reaランプ

「Rea」と名付けられたこのランプはデザイナーのPaulina Rozalia Wikloが作りました。このランプは、ボトルを作るのに一般的に用いられているPET素材の中に69の電球が仕込まれています。このランプの軸部分もリサイクルされたプラスチックでできており、100%リサイクルが可能です。PETは安価かつ実用的にリサイクルが可能な原料で、フリースやポリエステル製品の繊維としてリサイクルされます。

 

古いキーボードで作ったランプ

コンピューターの他の周辺機器と同様、古くなったキーボードは耐用年数に達すれば、廃棄されます。しかしNolan Herbutは、古くなったキーボードを使って美しいランプを作ることにより、この風潮を変えました。キーの部分を取り外し、それをつなぎ合わせて独特で粋なデザインを作り出したのです。電球を取り付ければ現代的でシックなランプが出来上がります。

 

リサイクル・プラスチックで作ったランプ

Lisa Fuと Su Simの二人が、海洋生物を彷彿とさせるデザインのリサイクルプラスチックのランプを作りました。プラスチックボトルを使ってつくられたこのランプには、その形によりクラゲやエイといった生物の名前が付けられています。これらの作品は、もともとクアラルンプールで開催されたArt for Grabsというイベントの一環として制作されました。実物そっくりに作られたこれらの美しい作品は、観客の絶賛を浴びました。

 

古いカセットテープで作ったランプ

CDDVDに取って代わられたカセットテープは、捨てられるしかありませんでした。デザインスタジオのOoomydesignは、80年代の製品であるカセットテープを使ってインテリアを明るく照らす製品に生まれ変わらせることを思いつきました。非常にカラフルに仕上がったこの作品は、80年代に人気を集めたこの人気製品に新たな命を吹き込んだのです。

 

Today's Top Articles:

Scroll to Top