環境に優しい維持可能な家を作るために、有り余る程のクリーンな機能を組み込んでいる現代の住宅のデザインはさほど多くはありません。家中にその要素を取り入れているユニークなデザインを持ち魅力的な形式の住宅は稀なのです。最近よく見かける建物の主な特徴の一つは、家の壁という定義を超えて内側から外に広がりを持たせています。床から天井まで惜しげなくガラスを使っているラングエモーションによるデザインのハイブリッドハウスがまさにそうです。
壁の内側であっても開放感を与え、家の周囲が内装の一部であるような構造の設計です。この設計においてはガラスの使い方の他にも、周囲を水で取り囲むという画期的な方法で素晴らしい視覚的効果を得ています。美観を得るだけでなく、水本体が家の温度調節を助け安定させています。内部は常に明るく人工照明に掛かるエネルギーを削減します。
ハイブリッドホームの注目すべき点は、風を受けやすい状態で全体の形状に溶け込んでいる風力発電機です。過去のデザインの様に、風力発電機が場違いでぎこちなく見えず、この新しい家はそれ自体が自然な広がりを思わせています。幾つかの太陽電池パネルをあちこちに置くと、効果的にエネルギーゼロを実現する構造が出来るのは明らかです。この素晴らしい形態は優れた機能を境目なく融合し、ハイブリッドハウスを他の住宅に比べて傑出したものにしています。
Via: レンジモーション