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風変わりな容貌でエキサイティングしかも環境に優しいスパイリングタワー

人口の急激な増加により利用できる土地資源は減少傾向にある。建築家は確信している。数千人の人々に住まいを提供できるほどの十分な高さの超高層ビルは進むべき道であると。建築家やデザイナーはエコ感覚を加味したデザインをする。自分たちのデザインは高く評価できるものだという。なぜなら統合化した再生可能なエネルギー発電や高効率照明システムなど環境に配慮した機能を備えているからだ。また、今後超高層ビルは独創的な外観で世界を魅了するように設計される。ここにそういった20棟の螺旋形状の超高層ビルをリストアップした。いずれも優美さを兼ね備えた持続可能性を採用した設計がなされている。

Strata Tower, Abu Dhabi, UAE

Strata Towerは高さ160メートルで40階建ての豪華な住居専用の建物だ。Asymptote の建築家Hani Rashid と Lise Anne Coutureによる設計だ。洗練されたビルのデザインは環境の持続可能性に対して特別な配慮をしている。2011年中に一般に公開される予定だ。

Mode-Gakuen Spiral Towers, Nagoya City, Japan

 

Mode-Gakuen Spiral Towersは驚嘆に値する教育関連の建築物だ。それは名古屋市の目抜き通りに位置する。息を呑むほどに見事な螺旋形状のビルは、自然換気を提供する2重ガラスのエアフローウィンドウシステムを採用しており、環境に配慮した設計となっている。建物の構造は最大規模の地震にも耐えうる設計となっている。

 

 

Mangal City, London, UK

Mangal Cityは建築物ではなく都市生態系だ。これはマングローブの構造を模倣したモジュラーポッドカプセルで構成されている。住宅や文化活動を提供する持続可能な建築物の典型的な例であり、周りの環境とも調和している。いま現在概念設計の段階にある。

Solar Powered Skyscraper

Kenneth Loh と Michelle Limはsolar powered tower(太陽発電塔)のプロトタイプを製作した。全体のファサードは太陽光で電気を生成し水を採取する構造になっている。住居用ユニットと一緒に庭園、農業用地、教育、文化、レクリエーションエリアがある。

Spiral Tower, Berlin, Germany

Spiral Towerのコンセプトの主題は都市の中に郊外の環境を作り出すことだ。生活圏には空き地や緑地がふんだんに点在している。建物は太陽パネルと風力タービンで自家発電する。雨水採取浄化システムにより建物は自立持続可能な生態系となる。

Edgar Street Towers, New York City, US

Edgar Street Towersは現在設計段階にあるが、商業、娯楽、文化の中心街に生活空間を提供しようとする着想によるものだった。日中の間、光ファイバーアレイは下向きに光を送信し、夜間には太陽光で充電した電池により点灯する。建物の各所に設置してある生物学的ろ過処理装置テラリウムにより空気は清潔に保たれる。

Oasis Tower, Dubai

Rahul Surinは特別にOasis Towerを設計した。垂直農業に適した構造の建物を創作することが目的だ。この建物は太陽光、風力を利用した再生可能なエネルギーを採取できる。建築家は一棟のスパイラルタワーで40,000人余りの食料を生成することが可能だと見ている。

Fog Tower, Atacama Desert, Chile

アルバート・フェルナンデスとスサナ・オルテガの設計によるFog Towerは高さが400メートルある。この建造物の類まれな特質は地球上で最も乾燥した場所で農業用水を霧雲から生成する方法にある。垂直面一平方メートルあたり2-20リットルの水を供給することが可能だ。

Helix Hotel, Abu Dhabi

リーサー・アーキテクチャ社がデザインしたHelix Hotelは一部分水上に浮かんでいる。この豪華なホテルは環境を壊さず維持可能な環境に優しい設計だ。一方、屋内に滝を配置するなど絶妙な造作も見ものだ。

Za’abeel Park Observation Tower, Dubai

Za’abeel Park Observation TowerはXTENアーキテクチャ社のデザインによるゼロエネルギー活用塔だ。建物の外側はソーラーフィルムで覆われている。地熱による冷却・空調、太陽光充電池でビルに電力を供給するなど、徹底的に環境に配慮した建造物だ。

Canton Tower, Guangdong, China

Canton Towerは建築家マルク・ヘムルによって設計された。建築に6年を要し、2010年に開業した。一方に対応して回転し、2つの楕円がフォルム、ボリューム、構造を作り出す(双曲面構造)。

Chicago Spire, Chicago, US

この建物はスペインの建築家Santiago Calatravaによるデザインだ。カタツムリの殻の持つ優雅な形状から着想を得たものだ。150階の建物になる予定だ。このeco skyscraperはまだ建設段階にある。

Space Scraper, Cairo, Egypt

この Space Scraper、3つの塔からなる超高層ビルはMohamed Abdel-Aziz.の設計によるものだ。それぞれのねじれ形状のタワーは住居、商業、ホテルのスペースとなる。それは通常の都市空間の持ついかなるニーズにも応える。最上階にある医療センターとビル全体の電源は太陽光発電と風力発電で賄われ、またウォーター・ハーベスト(水収集)の設備もある。

Boscolo, Nice, France

Boscoloは著名な建築家グループが設計した総合建造物で、4つのタワー、複数の公共スペース、都市生活のアメニティーがすべて揃った施設からなる。現在、このプロジェクトは建造段階にある。この総合施設はいまのニースの環境と一体となるように設計されている。

City Skyscraper

チェコの建築家Pavlína DolezalovaとJanuary Smekalは螺旋形状の巨大な都市型人口呼吸装置を製作しとうと試みた。このskyscraperは全体が藻で覆われていて、海綿からインスピレーションを得たというトゲ状の突起のあるコンクリートユニットの一群で構成されている。見栄えが風変わりなタワーは煙突のような機能がある。そこでは藻と専用の水噴霧のシステムにより空気はろ過され酸素が送り込まれるしくみだ。しかしながら、これは概念モデルの段階だ。

Detox Towers

これらのモデルは競技会のためにデザインされたもので、汚染を削減し、エネルギー消費を抑えるために現在起こっている問題を生かすというコンセプトに基づいている。skyscrapersには「エネルギーの自己生成と独立栄養生物的構造環境にさらに近づけるための物質分解能力」を推し進める狙いがある。

Rotating Tower, Dubai

動的建築で知られるデビッド・フィッシャーは最近建造を開始したRotating Towerを設計した。59階立ての建物は自己利用する以上の電力を生成する予定だ。太陽光発電および風力発電で自らの需要を賄う以上の電力を生み出す自給自足の建造物なのだ。

The Solar Spire, Chicago, USA

Chicago Spireプロジェクトはソーラー・スパイラルとして復活した。この建物は太陽電池パネルにより1メガワット以上の電力を生成できる。建物内では生活圏と都市生活に関系するすべてのアメニティー施設が共存することになる。

Wind Tower, Britain

英国の建築家David Arnold と Alexa Ratzlaffは風力エネルギーを利用する環境に配慮したspiral structureを設計した。建物の中核には発電用風力タービンが配置されるように設計されている。タービンは風向きに関係なく風力を利用できるように工夫されている。高さ45メートルの建物となり、2000世帯に住居を提供する予定だ。

Spiral Staircase Skyscraper, Barcelona, Spain

この想像力に溢れたspiraling skyscraperはバルセロナのNabito Arquitecturaによるデザインだ。見所は個々の家に環境に配慮した独自のスペースあるということだ。各家庭から突き出している庭園はまるで螺旋階段のようだ。

 

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