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放棄されたミサイル格納庫が地球最後の日のシェルターになった

恐怖を商売にするほど恐ろしいことはないというのは確かに真実だが恐怖が故意あるいは他の方法で利用されているということもまた本当のことだ。このことは今日地球全域で世界中の人々が権力者の決断に対してまさに疑念を持っていることを明示するものだ。そしてそのことは力づくばかりではない。そして抜け目のない不動産会社がこの恐怖心理のメカニズムを利用している。冷戦時代のミサイル格納庫を結局起こることになる地球最後の日に備えたシェルターに変換して、すべてが終わる日があまり遠くないと感じている人々に販売しているようだ。開発者のラリー・ホール氏は放棄されたミサイル格納庫の底に安全な避難場所を現在建造中だ。彼はその格納庫を$300,000で購入し、地下14階のうち7床を分譲マンションとして販売している。それぞれの販売価格は$2,000,000になるという。

Doomsday bunkers

もし現金が少し足りないなら、そのときは半分のフロアを $2,000,000で手に入れることもできる。そうなると隣人とうまくやっていく必要がある。もちろん、知ってのとおり、世界の終わりが来るときに、煩わしい隣人などたいした関心事ではないはずだ。シェルターが保有することになる施設は豪奢な分譲マンション、侵入者や必死になって中に入ろうとする部外者を寸断するセキュリティシステム、ビルトインの水車付きの電気系統さらには電系統(送電系統はすぐには使い物にならない可能性もあるが)あと野菜栽培用と魚養殖用の用地がある。シェルターは自家栽培の食料物資と5年間は70人の住人を賄える十分な量の貯蔵品を備蓄している。

ミサイル格納庫の壁が核戦争や放射線から身を守ってくれる施設であることは一目瞭然だ。地下53メートルに避難すれば、安全であることは間違いない。核災害あるいは自然災害の場合に備えて、生存の目的で地下に持続可能な生態系を作るという考えにはまだ多くの作業が必要だが、たぶん将来にはさらなる技術革新が起こり、こういう未来のシェルターはいっそう居住可能な空間になるだろう。

Via: Heraldsun

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