新しい省エネ住宅を見ると、驚くべきことにソーラーパネルを屋上一面に設置してありますが、このような家は世界でほんのわずかにすぎません。既存の建物の多くは、省エネ化のオーバーホールをする必要があり、世界中の産業開発者や研究者たちは今、省エネ化に関して取り組んでいます。ウーロンゴン大学とブルースコープ・スチール＆フラウンホーファー研究所が共同事業として、世界中の建物の屋根を変革することを目的とした、建材一体型太陽光発電(BIPVT)システムを開発しました。
BIPVTは、既存の屋上に効率的なエルゴノミックス光起電力装置を確実に設置することができる、現在開発中の改築システムです。目的は、新しい太陽電池の屋根に設置するために全体的に屋根を取り壊すのではなく、現在の屋根の上に設置します。また、調査チームはこの新システムから太陽光だけを利用するのではありません。BIPVTを使用することにより、住宅の自然な断熱効果もあるのです。
既存の屋根の改修は、PV装置をBIPVT層の上に追加的に増設します。古い屋根構造と新しい屋根構造間のギャップによる隙間が自然な設置として作用して冷暖房を維持することができます。これは改築して単にクリーンエネルギー源を使用できるだけでなく、断熱効果も改善できるのです。BIPVTシステムを設置すると、多くの既存の住宅やオフィスを省エネ住宅に変えることができます。
Via: Uow