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RMIT大学の研究機関が、高度風力発電の利用方法を提案

代替エネルギーの利用がかなり活発化してきており、風力エネルギーと比べると、太陽エネルギーははるかにポピュラーな再生可能エネルギー源になってきています。これら2つの代替エネルギー源に大きな差がついたのはいくつかの理由があります。風エネルギーは地球上の大部分の地域において信頼性が低く、負担であると見なされ、大都市に住む人やゲーテッド・コミュニティ(外部から遮断されコミュニティ)に住む人たちは、風力タービンは環境にそぐわず、また騒音の発信源であると考えていました。現代の風力タービン設計はそのような認識を変えつつありますが、風力エネルギーの利用を実際に推進できるのは高度風力発電です。RMIT大学のディラン・ソープ博士は、ユニークなプロトタイプを使用して、高度風力発電(HAWP)の未開発の可能性と実現的可能性を実証しました。

Harnessing wind energy at high altitude

ディラン・ソープ博士は、博士号修得のために高度風力発電のプロトタイプ装置に取り組むことを決定しまし、制御した凧とロープでつないだグライダーのシステムを使用した実験に成功しました。風力発電を捕らえる新しい方法で作動しなかった箇所に、小規模プロトタイプの新しいウィンチング・システムを使用しました。これらの凧とグライダーのモデルが従来のウィンチング・システムを使用して、どのように風力発電を捕らえるのか不思議に思っていましたが、ソープ博士は、明らかにこの窮境からの突破口を見つけたようです。

地上の管制にケーブルで繋がれている軽量グライダーを使用したシステムの正確な詳細はまだ発表されていませんが、見たところでは、莫大な量の風エネルギーを得ることができます。高所では風の流れがはるかに速く、速度が一定しているということは周知の事実です。実際、科学的資料は、HAWPの割合が地球全体に動力を供給できるかもしれないことを証明しました。問題は効率的でコスト効率の良い方法で作動することができる適切な場所にシステムを設置することにあります。ディラン・ソープ博士のような研究は、遅かれ早かれ科学界を目標達成に導くことでしょう。

Via: rmit

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