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「アーバン・ポッド」−安全性と持続可能性を兼ね備えた小さな都市型車

革新的な低排出技術を語るとき、都市型のコンセプトカーは外せません。時代の動向、そして混み合った都会の道路事情により、より小さなコンセプトカーが考案されるようになっています。「アーバン・ポッド(Urban.Pod)」と名付けられた車は、その一例です。デザイン面のほかにも、”環境に優しい”性能を向上させるための斬新な特性を持ち、ドライバーもそのコンセプトを感じることができる車になっています。

Stylish Urban.Pod Compact Vehicle

デザイナーのPaulo Encarnaiが考案したこの「アーバン・ポッド」は、 車輪の上に 繭(ポッド)のような丸い形の明るい色のボディが乗ったような形をしています。実用性の面においては、車体後部の後輪上に荷物用のスペースも備えています。

そしてこの「アーバン・ポッド」の進化した特性についてお話しましょう。安全性がその特徴の一つです。二層になった外殻に守られた車台の前部には、自動的に障害物を検知するセンサーが取り付けられています。車内には個別の制御装置や警告サインを表示するディスプレイ、緊急時には赤色に変わるダッシュボードなどが備えられ、安全性を強化しています。

そして持続可能性の面においては、ルーフ部分には太陽電池が取り付けられ、後部の可動式バッテリーシステムを充電します。しかし「アーバン・ポッド」において、私たちのエコ心をくすぐる最大の特徴は、この車に使われている材料です。デザイナーによれば、 この車はすべて生分解可能なプラスチックから作られるのです。このプラスチックは植物性脂肪や油脂、コーンスターチ、サトウキビといった天然原料から組成することが可能です。この素材の使用により、確実に環境への優しさは高まり、完全な持続可能性を達成することが可能になるのです。

 

Via: Tuvie

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