トルコ海洋保護連盟は、リサイクルのプロセスを一層向上させる新しいキャンペーンに着手しました。このプロジェクトは、廃棄される植物油の回収装置「BAYTOM」が、パイロットプロジェクトの立ち上げ成功を受けて、国中に配布されているところです。これらの装置は、使用済の調理油を回収し、バイオディーゼル燃料としてリサイクルします。バイオディーゼル燃料は、排気が標準的な石油より少ない燃料です。
このプロジェクトは、トルコ環境省による取り組みの成果です。これらの装置が設置されたトルコ国内の市民は、使用済の調理油を持ってきて、この装置に空けます。するとこの装置が脂肪の組成を測定し、ささやかな景品がでてきます。これは回収された油の量と金額にして同額のものです。この油を、廃棄物業者が更に何度も回収し、その業者がバイオでイーゼル燃料にリサイクルします。
BAYTOMは、トルコの路上に放置されているように見えますが、実は、その装置は国内のは廃油の再生のための取り組みなのです。この廃油は、流しからすててしまうと、水道管を詰まらせます。この廃油が外の水に触れると、水面に浮かんで広がり、酸化を阻害します。そうすると様々な水生生物が窒息してします。少量の廃油でも、水何リットル分も汚染するには十分です。
その他の都市も同様の装置を使う計画があります。それは環境に優しくするという動機だけでなく、廃油を日常的にリサイクルすることによる環境保護に対して、景品という形で市民へのインセンティブともなるためです。