フランスの製造元ユウィーは、すでに発表した自社製品のセグウェイ（電動２輪車）の改良に取り組んできており、このたびユウィー２を発表しました。初代セグウェイはデザインも良く、全電動ですからたとえ短い距離に限られるにしろ環境にやさしい移動手段としては高評価を得てきました。しかし、この２代目には大きな技術向上が見られないようです。
２代目は初代同様５００ワットのバッテリーを搭載し、８キロメートルにわたり最高時速１６キロで移動することが出来ます。ただ完全充電にはいまだに３時間かかる点は初代機最大の改善ポイントでしたが、ここが手付かずなままだったのは大変残念です。
それでも初代に比べ３キロ軽量化を実現して（重量２２キログラム）、より広くなったタイヤのお陰で安全に１１５キロまで運搬可能重量も増加させることができました。販売価格はおよそ１８９０ユーロですが、ここも前作に比べあまり大きな改良点の無いセグウェイとしてはやや高めに感じられます。機能についてはまだ良しとしても、デザインにはもっと力を注ぐべきだった感はぬぐえません。しかし、それでも興味のある方には赤・白・黒の三色を用意して来月中旬には販売開始が予定されています。