中国の農夫が、90mphで走行することができる風力自動車を作成したことが報じられました。奇妙な仕掛けの機械は従来の自動車とは異なり、前方に大きなファンと後部に翼が取り付けられています。注目すべきことは、製作者は外部からの支援なしで、ゼロから自動車を組み立てたということです。
風力自動車に乗っているのが、考案者のTang Zhengping氏です。子どもの頃から電子工学に興味を持ち、その専門知識を生かしてエコカーを組み立てました。全長3メーターで高さ1メーターの乗り物には、明るい青色が塗られ、驚くべきことに最高速度90mphを出しました。自動車の製造に3か月かかり、Zhengpingによると標準の電気自動車と同等の働きをするそうです。
自動車の動力源は風だけではありません。Zhengping氏は、発電を支援するために、自動車後部に翼型の太陽電池を取り付けました。さらに、他に2機の発電機の使用により、高速走行が可能であるとZhengping氏は言います。自動車の走行中にジェネレーターとバッテリーが交互に充電します。回転しているファンは、2つのバッテリーの充電を支援します。バッテリーは2日毎に充電する必要があります。
新しいタイプの乗り物の捜索が、普通の一個人にまでユニークな考えにより自分の自動車を組み立てるまでに刺激を与えています。これは、ガソリン価格の高騰と排ガス規準により増加傾向にあります。中国のような国は風力エネルギーの最先端にあります。実際、時代の波に乗ることに非常に熱心で、2011年に再生可能エネルギー関連に約300億ドルを投資しました。5年前の中国は、風力発電の設備がありませんでしたが、今やこの部門において世界をリードしています。
Via: Dailymail