ecofriend.com

ウルフ・アート社が作る、再生ボトルから作られた見事な吹きガラス製品

吹きガラスは、デザイナーやアーティストたちの作品作りの材料として急速に選ばれるようになってきました。比較的昔から取引されていましたが、その存在が良く知られるようになったのは最近のことです。紀元前50年頃にフェニキア人が発明し、ローマやエジプトに広まったと言われています。ウルフ・アート・グラス・アンド・ポッタリー社(Wolg Art Glass and Pottery)は、ひねりの利いたアート吹きガラスを専門としており、廃棄されたガラス瓶等を使って製作される作品は、本当に見事です。

Blown Recycled Glass Bottle Art

同社の作品は、最近「再生ガラスで作る作品とデザイン(Sculpture and Design with Recycled Glass)」という本の中で、他のアーティストやデザイナーの作品とともに紹介されました。カラフルで鮮やかな色のたくさんの製品がありますが、ウルフ・アート社にとってのメインカラーは緑のようです。数多くの水差しやボウル、グラスや照明器具の他、 サンキャッチャー(ガラスやクリスタルを多面体にカットして太陽光をプリズムのように透過させるインテリアアクセサリー)にもなるクリスマスのオーナメントなども作っています。

ウルフ・アート社が製品作りに使うのは、主に糊や紙のラベルを使っていないメキシコの瓶入り飲料水Topo Chicoの瓶です。Topo Chicoの瓶は、溶かしてもすぐに冷え、固まってしまうため、この瓶をリサイクルして作品を作るのは困難ですが、同時にやりがいのあるものです。廃棄ガラスの他にも、同社は米国の電気供給協同組合であるPedernales Electric Cooperativeが提供する、風力から発電した”Green Works”という電力を使用しています。 このことはさらに環境に優しい要素となり、ウルフ・アート社の製品をより特徴づけています。

同社はガラス製品の他に陶器も作っており、ユニークな色とりどりの製品を作っています。自然からインスピレーションを受け、 大半の製品には繊細に再現された鳥とキノコの絵が描かれています。

自然の豊かな植物相や動物層からのインスピレーションに忠実であろうとするウルフ・アート社の信念は、同社の多くの製品のデザインに見ることができます。

Via: Wolfartglass

Today's Top Articles:

Scroll to Top