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チューブシティー: インドの首都デリーにある、持続可能な都市

Tube City

チューブシティーはAbhinav Sharma氏が移民、雇用の枯渇や高い住宅事情など、あらゆる大都市が抱える中心的な問題に取り組もうと設計した、大変革新的なコンセプトで、ここではこのプロジェクトはデリーに焦点を当てています。この野心的なプロジェクトは、放置されていたヤムナー川をきれいにする解決策を見つける試みです。その川の周辺からデリーの都市を通る持続可能なチューブシティーは、この川の水を浄化するだけでなく、独自の権利において持続可能なミニ都市となるのに役に立つことでしょう。

チューブシティーには、農業エリアや居住エリアから商業やオフィスのスペースと遊び場まで、全てがあります。このプロジェクトはデリーの基本的なインフラの問題について言及します。全長21 kmのチューブシティーは食料や住宅を提供し、雇用を作り出し、チューブシティーがヤムナー川の上に建てられているので、主要な土地を使わずに、主要都市の交通渋滞を削減するための交通手段でさえ提供します。更に、チューブシティー内での公害を防ぐため、チューブシティー全長と幅にかけて、特別なメカニズムが採用されることになっています。

チューブシティーはその地域によって、機能性を変え続け、ダイナミックであるように設計されています。例えば、チューブシティーの郊外は、主に作物や穀物の卸売取引をする商業スペースを持った農地です。チューブシティーの中を主要都市に向かって進んでいくと、農耕エリアから今度は開けたエリアと、居住スペース、公園などになっていきます。 デリーの中心部にもっと深く入っていくと、その機能は変わって、商業やオフィスの建物になります。なので、このヤムナー川の21kmに渡るデリーの北からデリーの南へと、チューブシティーの中の機能性はスムーズに移行するのです。

チューブシティーは、地下鉄の乗り換えの公共公園と、自動車のための160車線の高速道路を持つ、自給自足の都市を提供するため、水平な層状になることでしょう。チューブシティーの全ての機能のための水は、毛管作用を通してヤムナー川から運ばれます。また、チューブシティー全体で使われる太陽光エネルギーを集めるための半透明の太陽光発電パネルとパイロングリッドも設置される予定です。省エネのため、日中の太陽光を最適に使うでしょう。

Via: Architizer

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