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発電する靴:歩行中にエネルギー生成

Energy generating shoes

エクササイズのためのウォーキングをする間、電子機器に充電できたらいいな、と思ったことはありませんか?!一石二鳥ができるウォーキングシューズができました。カロリー消費の運動中、足を守りながら同時にエネルギーを生み出します!公園で電力つきのウォーキングをすれば、MP3プレーヤー、ラップトップあるいは電話が数時間使えるだけの充電に十分なエネルギーとなります。

これらのパワーシューズがあれば、一歩歩くごとに電力10W分の熱を発散することになります。ノートパソコンや電話は1-15Wのエネルギーを必要とするため、足取りでつくった電力はこれらの必須のデバイスに電力を供給するのに充分です。しかし、動いてエネルギーを蓄えるのは、圧電性デバイスが必要で、これは効率的ではありません。従って、今までのこれらの動作をベースにしたエネルギー活用の方法を残すため、ウィスコンシン大学の2人の機械工学者Tom Krupenkin氏と Ashley Taylor氏は、エネルギー効率の派手な技術を設計・開発し、一歩で10Wもの電力を製造できます。

これらの2人の若いエンジニアが使った技術は「エレクトロウェッティング」と呼ばれます。導電性の液を電極につけて変形させ、電流をかける技術です。電極は、飛沫の表面が簡単に塗れるよう、通常、誘電性素材で覆われています。しかしKrupenkin氏のメカニズムでは、このプロセスを逆行させてガリンスタン(ガリウムベースの合金) あるいは水銀の滴をつかって電力をつくっています。Krupenkin 氏は単純にこの技術はモーターのアナロジーを基にしていると説明しています。つまりモーターが機能する順番をひっくり返すと、発電機ができあがるということです。

Krupenkin はこの技術を、電力不足の途上国で流行らせたいと考えています。ステップごとに10Wを生成するプロセスは、まだ開発段階ですが、この案ですでに特許を取得しており、電気を製造する靴に使う予定です。

化石燃料の燃焼による悪影響とそれらに対する依存度が認知されるにつれ、世界は代替エネルギーの需要が高まっています。非再生可能なエネルギーの残量は長くは持たず、代替のエコフレンドリーな再生可能エネルギー源に対する人々の意識が高まっています。個人的に歩いて充分なエネルギーを製造することは、個人レベルで問題を解決する素晴らしい方法となります。この靴が市場に出回れば、一般からも大きな反応があるでしょう!

出典:Nature News

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