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プジョーが設計した5台の奇抜なデザインの環境にやさしいコンセプト・カー

Egochine B Concept Car

今日、環境に対して人々の懸念と認識が高まってきました。環境に有害な影響を及ぼす原因を減らすための対処が、10億ドル自動車産業を含む様々な分野でなされています。環境に優しい自動車やエコカーの需要や人気が高まっています。そのようなエコカーは、ディーゼルやガソリン、またはその他の代替燃料で動く他の内燃機関車両と比べると、かなり環境に及ぼす危険な影響を抑えることができます。ここでは、フランスで200年続く自動車メーカーのプジョーが設計した、いくつかの面白いエコカーをご紹介します。

1. プジョーMoovie:

Peugeot Moovie

この不思議な形をしたプジョーのMoovieは、ポルトガルのAndré Costa氏が設計した環境にやさしいシティーカーです。Moovieの原寸大のモデルは、2005年のフランクフルト・オートショー用にプジョーが作ったもので、プジョー本社にもオリジナル設計のモデルが展示されています。このコンセプト・カーは、一般的に使われる泡状物質やプラスチック、鋼、エポキシ、ポリカーボネート、プレキシグラスなどの材料から製造されています。プジョー・スタイル・センターは、Moovieを作るのに約3か月かかりました。また、1:43スケールのモデルが大量に生産されました。

2. プジョーGlobule:

Peugeot Globule

プジョーGlobuleは、電動モーターを動力とするコンセプト・カーで、Ahmad Moslemi Far氏によって設計されました。この車両には、中央に集められたバッテリー・システムに接続している別個の4つのパーツが使用されています。各パーツには、それぞれ一人の乗員を乗せることができ、個々の電動モーターよって動力が供給されます。可塑性ポリマーが各パーツを覆い繋ぎ合わせています。

この車両は柔軟性を持たせた設計になっていて、異なった配置に換えることができます。幅が狭い道路を通る場合は、車体自体のパーツの配置を変えて狭くすることができるのです。また、互いのパーツは上部にも配置することができるので、非常に小さなスペース(約130cm×130cm)に駐車することができます。車両がこの状態の場合は、ドライバー席の部分だけが地面に接していて、とてもゆっくりと動くことができます。同様に、車の前方とテールライトも非常に柔軟的で、車両の形に合わせて変えることができます。

この奇抜な車両の生産コストは、多くのパーツと接続を取り除くことによって、大いに削減することができます。簡潔にまとめると、この車両は、環境によって形状を変えることができるのです。

3. プジョーXB1コンセプト:

Peugeot XB1 concept

プジョーXB1コンセプトは、Thierry Fischer氏と Karim Bennani氏、Frédéric Le Sciellour氏、そしてKévin Biolluz氏の4人の優秀なデザイナーのチームによって構想・設計された、小型でモバイル型の電気のエコ車両です。この車両は短距離移動に適しています。

この小型スクーターは、渋滞エリアや歩道でも簡単に移動することができます。この車両に内蔵された頑丈なバッテリは、最高速度35km/hで走ることができます。さらに、ドライバーがバッテリの状態をチェックするために、スマートフォンのアプリケーションを使ったGPSのインターフェース機能があります。さらに、移動距離や最適のコースを表示することに加えて、現在地も表示します。また、ジョイスティックのライトは、ドライバーに対して異なる交通信号について警告を促します。

4. Egochine B コンセプト・カー:

Egochine B Concept Car

この奇抜な車両は、イタリアのパオロ・デ・ガスティ氏が設計したもので、イソッタ・フラスキーニに基づいて設計されました。この車両は、水素燃料電池で動く電気モーターを特徴とします。この高速車両は1人乗です。Egochine B コンセプト・カーは、お金持ちや有名人向けの非常に走りがなめらかで、大型でパワフルな理想的なグリーン車両です。

5. プジョー・デルタ:

Peugeot Delta

プジョー・デルタは海の波からインスピレーションを受けて、ベン・エデン氏が設計しました。この車両は、実質的スタイルの実例です。デルタは、拡張フロントガラスと透明なルーフを特徴とします。ボタンを押すだけで透明にしたり不透明にしたりすることができます。フードは、ネオンや室内照明システムのために波状になっています。他の特徴は、ダッシュボードのLCDディスプレイや回転式の椅子、荷物を載せる際に取り外しが可能な後部座席が、この自動車をさらに印象的にしています。

このグリーン車両は、前方と後方に一つずつある2つの水素燃料セルエンジンで動きます。ファイバー・ガラスに加えてガルウイングドアの空気力学スタイルは、とても効率的かつ衝撃的です。

 

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