ecofriend.com

世界を変える再生エネルギー

何度もいうように燃料価格が上昇してきています。原油産地にしてみれば原油が底を突く前になるべく価格を吊り上げておこうという魂胆のようです。石炭は2040年には底を付き、これの及ぼす影響を減らすために再生エネルギーへの注目が高まっています。まだまだコンスタントな実用化には程遠いですが小規模で実践されている5例をご紹介します。

1.ジェットストリーム・パワー

上空高く存在するジェットストリームについて知っている人は多くないです。上空3000フィートで風速にして時速200マイルほどのスピードですからインド・アメリカ合弁企業でもあるスキルミル社はこれを利用して発電しようとしています。具体的にはヘリコプターのようなデザインの飛行物体を開発してエネルギーを取り出そうとしていて、すでにインドではプロトタイプが出来上がっています。

2.小型地熱発電

地中には熱いマグマが流れていますし、地震の時にはこの流れの持つパワーを実感できます。インド・ノルウェー合弁企業がヒマラヤ地域のマグマを利用して水蒸気でタービンを回して、温暖化の影響を出さずに発電しようと目論んでいます。この方式は特に水力発電が難しい地域で有効で石炭や天然ガスの使用も減らすことができます。温暖化対策にも効果的でアラスカのような太陽発電が難しい極寒の地でも
有効です。

3.ゴミからソーラー発電

ゴミ廃棄場は世界中に散在し微生物分解でメタンガスを発生します。これが周辺地域に大きな頭痛の種となっています。そこで土地全体にソーラー発電フィルムを掛けて発電に利用しながらメタンガスも使っていくようなプロジェクトが進んでいます。

4.コケ発電

藻のスターチを通してエタノールは様々なはたらきをしています。光合成に必要なのは太陽光と二酸化炭素だけでイーストの力でアルコールが形成されます。このようにしてアルコールを作り出そうとして調査している企業は多く存在し、これが成功すれば割安でエタノールが生成できます。

5.特殊燃料電池システム

燃料電池は同じ量の燃料を用いて2倍の量の電気を作り出すことが可能です。最近では微生物性燃料電池が出始めてきており、生ゴミを使って発電することができるのです。これに関して多くの研究がなされてこの成功に大きな期待が掛けられています。省エネLEDライトに適しており家庭の生ゴミから電気が取り出せることも夢ではなくなるのです。宇宙開発と地方での発電の両面において研究が進んでいます。

Today's Top Articles:

Scroll to Top