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天然ガス車について知っておきたいこと

by admin

21世紀に入り、天然ガスや液化天然ガスを使い、従来の化石燃料(ガソリンなど)に代わる燃料で走る自動車が開発されました。2010年以来、およそ1270万台の天然ガスを燃料とする自動車が世界中で走っています。天然ガスを使った自動車の増加にともなって、その燃料を供給するステーションも著しい成長を遂げました。ブラジルから始まって、パキスタン、ラテンアメリカ、インドでさえも、天然ガスを使った車は走っています。

こういった天然ガス車に乗ることで環境をよくしよいうという試みには、さまざまな挫折もともないます。自分で天然ガス車を購入する前に、天然ガス車の利点、欠点をあらかじめ知っておくことが大事です。
インフラの不備

天然ガス車には当然、天然ガスを供給してくれるステーションが必要ですが、便利な場所、必要な場所にそういったステーションがまだ十分にはありません。アメリカには天然ガスステーションが1100箇所ありますが、そのうち、一般の人でも使えるものは半数にも満たないのです。天然ガス車の3分の1に供給するためにですら、もっとたくさんのステーションの建設が必要というくらい、インフラは遅れています。

天然ガスは完璧じゃない

EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)は、一酸化炭素、二酸化炭素や他の非メタン有機ガスや温室効果ガスの排出がごくわずかで、一番きれいだとして天然ガスを燃料とする自動車を選んでいます。が、 圧縮天然ガスや液化天然ガスが汚染物質の排出が少なく、温室効果ガスの排出も少ないということが知られている一方で、天然ガスは完璧ではないのです。ただ、他の選択肢と比べると、よりベターなオプション、ということなのです。大きなくくりで考えたとき、21.8%の排出ガス削減というのは、たいした貢献ではないのです。

それでも天然ガスはやっぱり化石燃料

疑いもなく、天然ガスは化石燃料よりもきれいですが、供給に限界のある井戸から産出されている炭化水素なのです。国によっては豊富な量が産出されているところもありますが、貯蔵量はやがて底を尽きてしまいます。

ACEE’sの エコな車12選 2011

NPO団体のACEEは、2月に14期の年間リポートを発表、その中にはその年一番エコだった車12台についても書かれています。ホンダ シビックGXがそのトップで、続いて日産のリーフ、スマートのフォーツーカブリオとクーペ、トヨタのプリウス、ホンダ シビックハイブリッドとインサイト、フォードのフィエスタSFE、シボレーのクルーズエコ、ヒュンダイのエランタ、ミニクーパー、トヨタのヤリス、そして最後に挙げるけど前述の車にひけをとらないシボレーのボルト、以上がエコの車12台です。環境にやさしく、というエコに対する意識は、世界中の自動車業界にも広く浸透して支持されているようですね。

今の私達の利益とは

ガソリンの価格が高騰して、 Cleantechnica(クリーンなエネルギーに関するサイト)が、「天然ガスの価格は今やエネルギーのユニットあたりで、ガソリンの半分であり、ディーゼルを超えてコスト的に優位だ。」というような状況ではありますが、これは当面の話ということ。貯蔵量はやがて底を尽きるので、そうなったら、遅かれ早かれ、価格は確実に上がるのです。

州政府および連邦政府の優遇措置

1992年制定の連邦政府のエネルギー政策法では、ホンダ シビックGXは販売価格からさらに数千ドル安く買えます。これは、州政府、地方自治体両方の優遇措置によるもの。

FuelMakerの取り組み

FuelMakerは家庭用ユーザーの天然ガスステーションの必要性に応え始めている企業です。製品は、天然ガス車ユーザーにとって一番大事なものであるにもかかわらず、買い手が見つかりませんでした。そのデバイスは家庭のガスラインから天然ガスを圧縮するもので、空のタンクを一杯にするのに4時間程。それで50マイル(約80キロ)走ることができます。 価格は5500ドルから6000ドルの間。

天然ガス車は燃費がよく、有害物質の排出が削減されていることはよく知られており、化石燃料と比べて、エンジンの腐食や劣化も少ないのです。

国によっては、ガソリンやディーゼルをLPGやCNGに変換する訓練を受けた人たちや、変換キットを備えている国もあります。 が、工場でインストールされた天然ガス車はその質と信頼性の面ではそういったものよりずっといいでしょう。 天然ガスが豊富にある国では、政府により天然ガスの値段は低く抑えられています。

天然ガスの輸送は陸と道に設置されているガスのパイプラインで行われていますが、海などの遠距離で同じ方法を取るのは難しく、前にも述べたとおり、貯蔵の問題もはまた別の問題ではあるものの、コストが低いスチールや格納容器を使い、こういった天然ガスをとても高い圧力で貯蔵しています。

北米やアメリカ、メキシコ、南米、パキスタンのような南アジアの国やインド、シンガポール、中国、タイ、マレーシアなどの東南アジア諸国は圧縮天然ガス(CNG)や液化天然ガスを実用化しています。ほぼすべての国で、天然ガス車は走っています。この環境を守る取り組みの一環に、各国政府は特別に考慮すべきといえるでしょう。

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