自転車にオートバイのような動力が付いたもの、がSMエレクトリック・バイクのコンセプトです。つまり、オートバイの機能を持った典型的な自転車です。このコンセプトのハイライトは、車輪を動かすために代替エネルギーを使用していることです。電力を選んだのは、デザイナーの未来的なビジョンからです。このコンセプトは、簡単に短距離の通勤に使用することができるだけでなく、グリーンの資源を使用する選択を与えることです。現在の状況にこのようなコンセプトの導入することは、炭素排出を徹底的に削減することができます。
インスピレーション
Facundo Mehrbald氏は、通勤に代替エネルギーを供給することにより、有害な炭素排出を削減することを志したデザイナーの1人です。誰かがそれを使い始めると、結局、世界中の多くの人たちも使い始め、目的を軌道に乗せることができます。「行動は言葉より影響力が大きい」との言葉があるように、Facundo氏はアイデアとして提案するだけでなく、最初にコンセプトを設計することに決めました。デザイナーの大変苦労した作品が、SMエレクトリック・バイクコンセプトです。多くの専門デザイナーのように、Facundo氏は手書きのスケッチから始めました。デザイナーは、このバイクに電動機を組み込むと、利用者は相当な距離を走ることができると考え、皆が毎日の通勤に利用する目的で設計しました。
設計
SMエレクトリック・バイクコンセプトはハイテク自転車のように見えるかもしれません。しかし、実際にはそれ以上のものです。バイクの4本の回転するフォークを備えた革新的な車輪のデザインは、一目で見た者を魅了します。短くて厚いフレームのデザインは、利用者にその力強さと機能における想像力を掻き立てます。驚くことに、このフレームは、このコンセプトの最も強化された部品の1つです。実際、水力電気の成形加工の技術によってつくられたこのフレームのデザインは、複雑な溶接を必要としません。個々の部品の数も減らしました。これによって重量を軽量化しすることができ、また部品を付けるのに必要な接続プロセスを減らすことができます。
24Vの電動モータは、300ワットのキャパシティーがある動力源です。12a/hの受容能力を持ったリチウムイオン電池が、電動モータをブーストします。並はずれた設計のこの自転車は、最高速度が約25km/hrに達し、一回の充電での走行距離は約40kmです。バッテリーを充電するのに必要な時間は約3.5～6時間です。フレーム・コンポーネント数を減らしたことが生産の大変さを避けることができただけでなく、このような2輪車両の自転車を新次元に導きました。
夜間走行のために、ハンドル・バーの下にLEDの光学システムがあります。LEDソースを使用することにより、自転車のキャパシティーとパフォーマンスを損なう事なく電力消費量を削減することができます。また、テールランプはサドルのすぐ下に付いています。デザイナーは、この特有の光の反射スタイルを、猫の目と呼んでいます。タッチ・スクリーン・ディスプレイは、バッテリーの状態やスピードメーター、走行記録計、そしてオプションでライトのオン/オフを表示します。とりわけ、この自転車はペダルをこぐ力とモータによって運転することができるので、日常の使用にその能力を発揮します。
Source: Facundo Mehrbald