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成層圏のバクテリアがクリーン電力の新しい資源となる

Space bacteria

ニューキャッスル大学の研究者達は、未来の新しい電力源となる成層圏の細菌を特定するのに成功しました。「バチルス成層圏」(BS)と名付けられ、これは微生物燃料電池(MFC)に電力を生成する為に、彼等が開発した新しいバイオフィルムの最も重要な構成要素です。 このスーパー微生物は通常は地球上32kmに存在し、最初に発見されたのは、英国サンダーランド州のウィアエスチュアリーの地上でした。 地上の水分が蒸発して成層圏へ上昇し、再び落ちてくる大気の循環プロセスに乗って、地表にやって来たと考えられています。

MFCは新しい電力生成の方法ではありません。 事実、そのような燃料電池のアイデアは、1911年にM.C.ポターによって初めて初めて実行されました。 この電池は、バクテリアを使ったバイオ触媒による酸化で、有機物質が電力に変換されます。 しかしバクテリアが達成する電力生成量においてさほど進展がみられませんでした。 現在この技術は、汚水処理や下水処理場に最も適応するものです。 しかし新しい発見は、これら全てを変えてしまうことが出来ます。

この研究中、研究者達はBSバクテリアが、他の細菌と比較すると、2倍の電力を生成出来る事を発見しました。 研究者達は、このバクテリアを人工的に採取することが可能で、発展途上国の人々の家電に、電力を与えるのに非常に有効である事が証明されたと言います。 MFCの内部では、バクテリアが栄養を取り始める時、電子が発生するMFCのカーボン電極を、バイオフィルムが包んでいます。 これらの電子は、電極を通過しながら電気を発生させます。

Via: デイリーメール

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