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”プロメテウス”がクリーンエネルギー&飲み水を運んでくる!

移動式ステーションにはいろいろな可能性を秘めていますが、なかなかエコ推奨者の間では話題に上りません。しかし、フットワークが軽くてフレキシブルなことを利用すれば、限られたグループに対しては効果的な使い方ができるのです。そのことを実現化させようとデザイナーのボロドヤ・ドマレンスキーは「プロメテウス」という名の移動式エコステーションのコンセプトを発表しました。

厳しい環境下でも電力と飲み水の供給を実現するために考案されたこのクルマは継続使用性機構がふんだんに盛り込まれています。

まず、再生エネルギー使用に関しては風力発電と太陽発電の機能が取り入れられています。風力発電機構は水平タービンを利用し、望遠鏡操作装置とつながっています。この望遠鏡と風力発電機構は重要な部分ですし、太陽発電においては太陽電池パネルが横についていて、広げて太陽光を十分に吸い込むことができます。

電力関連以外では、水の供給もできます。特殊機構に加えて浄水フィルターやタンクも付いており、通常は川や池からくみ上げた水をフィルターで浄水するのですが、もしそれが難しいような場合は特殊大気飲料水発生器を作動させて一日で700リットルの水を作り出すことができるのです。

最後に、このクルマ自体は10個のタイヤを搭載した超オフロード仕様です。各機能は分離して独立して使用することができ、どれもがディーゼルと再生エネルギーの両方で稼動することができます。

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