「ヒマラヤ水塔」−水不足に挑む革新的な手段

水危機は政治的な問題です。清潔な水を使うことができない人は世界中で20億人以上にも上り、多くの人が、日々必要な十分な量の水を手に入れることができません。必要な真水の量は、驚くべき勢いで増大しています。地球上に存在する人間の数が増え続けているため、水の供給は危機に瀕しているのです。すべての人々に十分な量の水を供給することは壮大な課題であり、そのために中国のZhi Zheng、Hongchuan ZhaoとDongbai Songの3人が「ヒマラヤ水塔(Himalaya Water Tower)」という巨大プロジェクトを立ち上げました。

Himalaya Water Tower

 

このプロジェクトでは、高い山に超高層の建造物を建て、そこに干ばつの際に使うための水を貯蔵します。そして通常の水源が干上がってしまったときに、ここから人々に水を供給します。これらの超高層の建造物は雨期に水を集め、浄化した水を氷にして貯蔵します。こうして貯蔵された水は、次世代のためにも使われます。一方で水危機が深刻になった場合には、このシステムにより需要と供給のバランスを調節することができます。

この「ヒマラヤ水塔」には、水を回収し貯蔵するための6本のパイプ状の軸からできています。6本の軸にはすべて、水を貯蔵するための無数の小部屋がついた核となるチューブがついています。成長する植物のように、これらのパイプは最大限まで水を吸収すると強化されます。パイプの4つの巨大なハブが円筒状のスチール製フレームを支え、それが茎のような役割を果たすのです。この構造により水を凍結、浄化し、水や氷を分配します。構造の底部には運搬システムがあり、山で回収した水を山の下にすむ人々に届けます。

真水はすべての人類にとって必須であり、水が不足すれば私たちは深刻な影響を受けることになります。このプロジェクトは水不足の危機に対する解決策として 新たな道を開くでしょう。

Via: Evolo

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