発電と廃水処理を行うために連携させた二つの技術

ペンシルベニア州立大学のブルース・ローガン教授とそのチームは、発電と廃水処理を同時に行う技術を開発しました。ノルウェーとオランダで開発された、海水と真水が混ざったときに発生する電力を集める逆電気透析技術(RED/Reverse Electrodialysis)と有機物を使って電力を発せさせる微生物燃料電池(MFC / Microbial Fuel Cells)を連携させたのです。

US Researchers Clean Waste Water & Create Energy in One Generator.

ペンシルベニア州立大学の研究者たちによれば、これら二つの技術は個々に用いた場合には、制限があります。例えば、REDは海水と真水を薄膜で区切られた燃料電池の間欠室に集めて、電気化学的電荷を発生させます。そのためには、多くの薄膜が必要となり、また海水の取り入れを容易にするため、発電所は海に隣接して設置しなければなりません。一方でMFCでは、海水の代替として、廃水に含まれるバクテリアを使うことにより重酸素塩溶液で発電することが可能なため、発電所はどこにでも設置することができますが、その作用はゆっくりとしており、発電量は多くありません。

ローガン教授によれば、この実験では廃水処理と発電にMFCを使い、その工程のバックアップとしてREDを使いました。これら二つの技術を共に用いることにより、それぞれがより効率的になり、水と電力の供給に限りがある発展途上国や湾岸地域の国における究極的な解決作となるのです。

Via: GreenProphet

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