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本物の花のような仕組みのソーラー・ロータス

大自然からインスピレーションを得て、何かを発明することは目新しいことではありません。バイオミミクリは数年にわたって、人間の技術的な進歩や、自然界にみられるプロセスやシステムを模倣した製品の開発を助けてきました。自然は完璧に作用するので、私たちの発明は地球環境を保存することに基づく場合のみに適合します。代替エネルギーの設備も、自然に合わせてデザインされました。Monarch Power社の設立者であるジョーゼフHui博士が設計した、ソーラー・ロータスを例にとると、彼の発明は本物のハスの花のように、目的に応じて花びらを開いたり閉じたりします。

Solar Lotus mimics flowers

太陽エネルギーを収集するソーラー・ロータスは幅が4メーターで、屋根に設置する必要がある一般的なパネルとは異なり、地面に組み立てることができます。装置は18枚の花弁から構成していて、使用されていない時は閉じて、必要な時に開くことができます。装置は中央にある6枚の花弁を引っ張れば作動し、残りの花びらはそれに続いてストリングによって連動します。

従来のPVパネルは、自然の気まぐれさによって破損する傾向がありますが、ソーラー・ロータスは閉じる機能によって太陽電池は保護され、長期間使用することができます。装置は3kWのPV電力と3kWの太陽の火力を発生することができます。水が冷却剤として使用されるので、お湯は補足エネルギーを使用せずに作ることができる、自然の副産物となります。

Hui博士の発明品は価格が9,000ドルで、1ワット当たり1.50ドルとなります。トラックで運搬するのに十分な軽さで、住宅や事業所用の有効な装置として役立ちます。屋根以外の場所に設置することができるところが特に手軽なとこです。さらにこの軽量さは、緊急エネルギーの生産を必要とする被災地で使用するために、組み立てることが可能であることも意味します。

Via: MNN

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