ピニンファリーナはフェラーリやアルファ・ロメオ、ロールスロイスにマセラッティなどの車のデザインを手がけていることで有名です。彼はジェネバ・モーターショーにおいて独自の「カンビアーノ」と呼ばれるコンセプトを発表しました。どれくらい生産されるかははっきりされていませんが、噂では限定販売になるということです。
おしゃれなこのクルマは プラグイン・ハイブリッドで500キロワットの出力を誇り、4つの 電気モーターがそれぞれ60キロワットを生じ、ピーク時には最大150キロワットの出力が可能です。最終スペックは発表されていませんが、完全電気モードでも200キロ走行が可能で混合使用時には800キロまで対応可能です。時速0から62マイルまでは4.2秒です。
カンビアーノが販売される際にはディーゼルタービンはディーゼル機構エンジンにとって代わることになります。裕福層をターゲットにしており10台限定で各$1300万という驚きの価格です。しかしもし75台生産が実現すれば価格はおよそ半額になるという見込みです。
ピニンファリーナのファンは、カンビアーノは高級ハイブリッド車フィッシャー・カーマのようにはなってほしくないと願っています。このクルマは消費者テストでひどい点を付けられたばかりか、火事の危険性が見つかったためリコール処理する羽目になっています。しかしピニンファリーナはしっかりと仕事をすることで知られていますから、このカンビアーノではカーマ以上の仕上がりを期待して良いでしょう。製品化には約2年かかるでしょうから、その間に細部を煮詰めてしっかりとした形で世に送り出して欲しいものです。