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「Plof」快適なベンチは古い織物

世界中の製造メーカーが有害と無害の両方の廃棄物を放出し、それが環境に大きなダメージを与えてしまう原因となることがよくある。織物産業は世界でも最も古いメーカーのひとつで、我々の都市でも独自の地位を占めている。織物メーカーは特定の過程とかかわっていて、それらはいろいろな意味で汚染の原因となり、環境への害を引き起こす。産業の生産過程を経て残った材料は繊維廃棄物となり、ゴミとして廃棄され、最終的に埋立地に集められて廃棄物問題を起こすことになる。デザイナーチームは、この繊維廃棄物を使用し、不要となってしまったこれらの織物からベンチを作った。

 

Recycled Bench

このベンチは、デザイナーたちから「Plof」と呼ばれていて、まるで現代アートの絵画のようである。実際には、カーペット産業の生産過程においてボロボロになり、使用されなかった織物の残り布で作られている。このベンチは、アウトドアギャラリーで一般鑑賞用に展示されていた。Plofは、透明なポリエチレン・プラスチックで布張りされている。残ったぼろの繊維をすべていっしょに織り、透明のプラスチックで包み込んでいる。そのため、繊維のさまざまな部分の異なる色がブレンドされ、カラフルな家具を形成している。さらに、新鮮で新しいたくさんのカラフルな織物を細かく刻んで織り込んでいて、一つとして同じベンチはなく、どのベンチもすべて独特で異なる模様を持っている。

このデザインで最もいい点は、このようなすばらしい材料を廃棄物として埋立地に積み上げるのではなく、このようにベンチとして利用することにある。Plofは、環境にやさしい家具というもうひとつの素晴らしい例であり、通常のベンチよりもずっと快適なのである。

 

Via:Treehugger

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