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省エネ式建築物の未来形ここにあり

一般的には 省エネ建築物というと太陽電池屋根や小型風力発電施設などが思い浮かびますが、ミシガン大学の建築チームは全く異なったアプローチをしました。そして実際のデータを見る限りこれは効果的であることが分かります。ニューヨークのような大都市では75%のカーボンフットプリントは巨大建築物から発生されるということです。

これが世界規模でも72%を示していることから、建築業界ではカーボンフットプリントを減らすための動きが本格化しています。建築家や科学者そしてエンジニアのチームは2年がかりのプロジェクトでエネルギー消費量を大幅に削減する都市建築の形を開発しています。「一体化反応性建築法(IRBE)と呼ばれるこのプロジェクトは、使用素材や建築方法、最新のデザイン技術などを駆使して新築の建物が省エネ効率の優れたものになるように目指しています。

エネルギー効率に関してはビル内部ではなく文字通り表面部分の問題の解決に取り組みました。特に窓においては太陽光の量に応じて自動に開閉して季節を問わず常に最適の室温を保てるように調節されます。このプロジェクトはまさにこのようなデザイン面での向上と素材の有効利用、さらには最新技術の応用を念頭に入れて遂行されています。

IRBEの原点は、エネルギー消費量の削減しつつ消費者の必要を満たし見た目も良くてカーボンフットプリントを減らしたスマートビルディングのデザインにあるのです。

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