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スコットランドのリース港に風力発電機が

スコットランドのリース港がスペインのガメサ社の1億2500万ポンドをかけた風力発電施設の設置場所としてハートルプール市との一騎打ちに勝ち、選ばれました。このことでイギリス連邦政府による風力発電所設置計画によって国内の電力需要の大半が満たされることになります。またこの結果直接的に1000個の新たな雇用機会が生まれ、供給チェーンの中にもさらに雇用機会は生まれることになります。

スコットランドに発電所が建設されるということはスコットランド首長のアレックス・サーモンドの人気に火をつけスコットランド国民の独立へ向けての動きを高めそうです。同国はさらに再生利用可能エネルギーの開発を推進していく方向です。ヨーロッパ全体ではこのような動きが盛んで、EU諸国はエコ化推進スピード世界第2位につけています。

ガメサにとっては今回は海外用新モデル風力発電機の設置となるわけですが、これによってスコットランドが完全に現在の世界的問題の中心となっている化石燃料への依存から脱出できることになるのです。ガメサのほかにもシエーメンス社やベスタスGE社などがイギリス連邦における風力発電の設置に向けて活動しています。

イギリス連邦は2020年には風力発電によって18ギガワットの発電を目標にしています。しかしコスト面で多少の難があるのですが、スコットランドは国家予算の7千万ポンドをこのための経費に当てており、国内需要の大半をエコ発電によってまかなえるようになる日も遠くは無いでしょう。このことによってヨーロッパの再生可能エネルギー開発における評判も高まるというものです。

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