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海藻、8万トンを超える炭素を隔離する

自然の炭素貯留能力がある地域を捜すための探求において、海藻が以前考えられたより非常に多くの炭素を保存することができることが調査で明らかになった。海藻が大量の炭素を収納することができるという特性を持っていることを、科学者は長年知っていたが、そのような包括的な分析が行われたのはこれがはじめてのことだ。新しい研究によると、地球の森と比較して、沿岸の海藻は、1平方キロメートルにつき83,000 トンまで保存することができる。

Seagrasses

海藻が海のちょうど0.2パーセントで見つかるため、毎年海に埋められるすべての炭素の10パーセントも保存する。要素の約90%が芝生を固定する土に保存され、ゆっくり時間をかけて炭素の保存が行われる。牧草地の中には、千年もの間炭素を集めて埋めているところもあると言われる。世界の海は、炭素を空気から守る自然の方法だ。しかし、もしもひどいことが起こるとすれば、微妙なバランスが傾き、地球温暖化を促進させる大量の炭素を放出するかもしれない。

海藻の役割は炭素を保管することだけではない。海藻は、海に入る蓄積物にフィルターをして、魚や他の海の生物の生息地として海を保存し、また、海岸線を嵐から守る。

現在重要なことは、海藻の存在を脅かす人間の活動をチェックし規制することだ。水質汚染と浚渫は、すでに生態系に打撃を与えていて、毎年約1.5%の海藻が破壊されている。この傾向が続くようであれば、我々は、炭素が急速率で空気中に排出されるのを目撃することになるだろう。そして、健康への懸念を除いて、自然生息地を失った海の魚、また現在目撃されている以上の嵐による海岸線の荒廃を見ることになるだろう。

この広範囲な研究は、フロリダ国際大学のジェームズFourqurean氏によって導かれ、イギリス、スペイン、ヴァージニア、デンマークとギリシャからの参加者も含まれる。

Via: Treehugger

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