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100%リサイクル素材で作られた椅子

「先入観」とはこの椅子にはなんともぴったりなネーミングです。もちろんここでは実際にそれがどのような意味を指すのかを説明していきます。バレンシア在住のデザイナー、サンセリフ・クレチアスによって提唱されたこの椅子は、多機能かつエコフレンドリーである点が特徴です。100%リサイクル素材から作られたこの椅子は2つの独立した椅子としてのほか、合体させてソファーとしても利用できます。

では、何ゆえ「先入観」と名づけたのか。答えは簡単で、 段ボールから作られたこの椅子を通して、このデザイナーは段ボールの使用方法についての先入観を取り払いたいと考えたのです。強度と清潔感において段ボールの使用はためらわれてきましたが、この椅子はそのような疑問に対しても終止符を打ちました。つまり段ボールから作られる家具製品は清潔で、出来上がった製品も相当の強度を持っていることを示したのです。

先に触れたように、多機能性という面に関してはソファーとして利用できる点に加え、エキストラでフットレストとコーヒーテーブルも用意されており、ソファ時にはその下に収納が可能なためスペースを有効利用できます。ここに完全再生素材を使用して清潔な製作過程を経た作品の全貌が明らかにされたのです。

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