研究結果では、2050年までに人口の80%以上の人が郊外の住居や農場を放棄して、都市部で生活し始めると予測されています。多くの人が都市部に来ると、農場も位置が変わってくるでしょう。しかし農業に利用できる土地は少なく、自分が居住する所や家庭菜園や、植物が良く育つと考えられている温室で食物を育てるようになるでしょう。家族を養うための温室から地域を助ける温室まで、私達は色々な報告を受けてきました。ここに8つの素晴らしい温室があり、より良い環境を目指して再利用素材や他の維持可能な素材で作られています。
フレイザー・コロラックの再利用素材の温室
フレイザ・コロラックはブリティッシュコロンビアのベラクーラに小さなロッジを所有していてすべて再利用素材でこの温室を作りました。使用した素材は古い家から窓を、そして枠材と杉の羽目板は2007年に大改修したその一部と2006年に取り除いたプールのデッキを使っています。窓の美しい紫の茄子色の輝きは以前に買い集めた油性ペイントの残りを塗ったものです。
再利用プラスチックボトルの温室
ブルーロックステーションによる作品で、この温室 は全てプラスチックボトルで作られています。 このプロジェクトには2リットルのプラスチック清涼飲料ボトルが1000以上使われています。北側の壁には55ガロンの薄いタンクが積み上げられています。全体の構造はリサイクルタイヤで作った基礎の上に立っています。
1500の不要プラスチックボトルで作られた温室
スコットランドを基点とするREAPは地域の発展維持を目指す慈善団体で、排気プラスチックボトルや不用品を使って温室をデザインし、有機栽培の野菜や果物を育てるのに役立っています。このDIY(自分で作ってみよう)温室 には、2リットルのプラスチックボトル1500本を上下に切り離して使われています。
ボトルハウス
この『ボトルハウス』 はジャスミン・ジマーマンによる作品で、ごみ処理場や山や海岸にボトルを捨てない事を確認する素敵な方法と言えます。ボトルハウスは屋根が解放されていますが、しっかりとした設計と言うよりデザイン的要素を含んでいる作品です。
温室ハウス
温室ハウスは井口弘史氏のデザインで、温室の中に家があります。床材の木や日本の伝統的な押入れの襖などにも維持可能な素材を使用し、この温室は植物や木を守るだけでなく、厳しい気候条件から人間をも守っています。
折り畳み式温室
ダニエル・シッパー氏の作品で折り畳み式温室は花や野菜果物や外国の植物に理想的な温室です。全て再利用可能なプラスチックで出来ており、この枠の無い折り畳み式構造は考えているより素早く展開することが出来ます。 デザイナーによると、都市の住宅やバルコニー、屋上テラスや町に理想的な温室です。
再利用フロントガラスの温室
他のデザインはリサイクルプラスチックを使用していますが、これは再利用フロントガラスを使っています。ガラスは薪材に釘で止められています。
何処でも温室
このポータブル温室は素晴らしい実験的温室です。再利用素材で作られこの温室は10本の柔らかいロッドで支えられPVCの天蓋が貼られています。 このセットのアンカーが杭と共に芝生に撃ち込まれ時速60mの風にも耐える構造です。この温室には、腰かけて花を楽しむことが出来る十分なスペースがあります。