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Cartoframma: 1万もの紙の短冊でできた波打つ作品

どんな形のアートを創り出すにも創意工夫が必要となる。もしアーティストがその目的にあまりふさわしくない材料を使っているとしたら、その作品を創り出すにはさらに相当な技術が必要となる。アーティストのDaniele Papuli氏は、紙を使って信じられないくらいにすばらしい展示品を創った。Cartoframmaとして仕上げられたこの彫刻の塊は、壮大な水の波の中に広げられた10000以上もの短冊でできていて、うずまき、大きな効果を創り出している。この塊は、紙でできているが、その細かいカーブは繊維に容易に間違えられそうだ。

Modules in Paper by Daniele Papuli

このイタリアに拠点を置くアーティストは、材料をすべて異なるアプローチで扱い、想像を超えたものを創り出す。彼はAccedemia di Belle Arti di Breraでアートを仕込まれた。彼はそこでさまざまなその他の材料を使って芸術を創る経験をした後、紙で作品を作ることに決めた。それはベルリンへ旅行をした後のことだった。彼はベルリンで紙を製造する方法のワークショップに参加した。それ以来、Papuli氏は紙で作品を作ることにこだわり続け、その形と活力を試してみながら、ほとんどその繊細な材料を使って作品を作り続けている。

一方で、紙は壊れやすいため、紙で作品を作ることはとても難しいことだ。しかしもう一方で、紙はいろいろなフォーム、形に形作りやすく、柔軟に表現することが出来る。Danieleは、紙を買うかわりに、手すきの紙を使って異なる試作品を作った。彼自身の感じ方の中から革新的で創造的な作品のアイデアを思いつくことは、彼にとって至難の業だった。

この熟練を要する紙の蓄積は、素晴らしい流れの場面を創り上げ、心を落ち着かせてくれる。作品はあたかも、優雅なカーブをもった大きなぼろぼろのシルクがさまざまな方向に広がっていくように見える。

Via: Iamcarisu

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