ecofriend.com

富士通が電力消費量を40%削減するコンテナ・データセンターを発表

データセンター市場が急速に、飛躍的に成長していることは疑いの余地がありません。 こうしたセンターの運営にあたっての最大の挑戦の一つは、故障しないインフラを作ることにより、すべてのシステムやサーバーを管理することです。しかし一方で、こうしたコールセンターにおいては消費するエネルギー量を気にかけることはなく、効率的なエネルギー管理技術がないためにエネルギーを無駄遣いしています。富士通は、こうした傾向をストップし、必要なエネルギー量とそれに伴う電気代を減らすことができるコンテナタイプのデータセンターを発表しました。

Fujitsu Develops Power Saving System Control Technology for Container Data Centers

サーバーとCPUのA/Cシステムを管理し、その両方を同期させて最適なレベルで機能させ続けながら必要な電力量をコントロールするというのが、この節電システムのメインコンセプトです。これはファンがなく、外気温に依存するA/Cサーバーを使用することにより可能になります。大半のデータセンターでは、A/C管理の点においてあまりサーバーの情報を考慮していません。加えてファンが消費する電力も、必要な電力量に反映されます。

新しい温度管理装置は、外気温が摂氏10度以下になると空気を暖めて内部に送り、また外気温が摂氏35度以上になると取り入れる前に空気を冷却します。このシステムで、ファンや個別のA/Cシステムを使っている従来のCPUやサーバーにくらべ、消費電力量をおよそ40%カットすることができます。CPUとサーバーの連携を調整することで、この富士通コンテナ・データセンターは必要電気量を著しく削減することに成功したようです。

 Via: Fujitsu

Today's Top Articles:

Scroll to Top