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最新の研究が電気自動車は年間最大1200ドル節約可能と発表

環境保全を声高に叫ぶ一部のグループは、電気自動車を購入し使用することの利点をいくつも挙げることができるでしょうが、燃料を使用する従来のエンジン自動車に慣れきったユーザーにとっては、なかなか耳を傾けられるのものではないものです。EV(電気自動車)は購入価格も高く、製品のバラエティーも限られるうえに充電作業そのものも面倒くさくて、、、という意見がほとんどです。ところが最新の研究結果が示すデータはそのような意見を覆すことができるかも知れません。EVはガソリンにして一ガロンあたりわずか一ドルという低コストを中古車になってもずっと実現することができるため、ユーザーは年間1200ドルも節約できるというのです。

この数値が出された研究は、Union of Concerned Scientists という科学者の集まりによるもので、変動する様々なオイル価格帯を考慮したうえでガソリン車と電気自動車にかかる費用の比較をすることを目的として行われました。特に近年ではガソリンの値段はうなぎのぼりの一方で、一般人にとっては通勤に利用することすら難しくなっているのが現状です。各国政府にとってもこのガソリン価格問題は最重要課題のひとつであり、解決策を見出すことはもちろんのこと、当面の間は少なくとも問題を縮小化するための手段を探り出そうと様々な対策が練られています。その結果、再生可能エネルギーを取り扱う分野において、コストダウンを実現するための投資に力が入れられることとなりました。

この研究団体によると、全米50都市のEVユーザーは平均年間11000マイル走行した際に、同じ距離をガソリン車で走行した場合に比べ750ドルから1200ドル節約することができるということです。この数値は個人にとって大きな節約になるだけでなく、限りある環境資源に対しても負担を減らすという点にその価値があります。

当然のことながらEVは高額である上に、バッテリー交換などメンテナンスも決して安くはありません。しかし長い目で見たときにガソリン車に比べて節約できる額はかなりものです。またEVは運転も快適です。エンジン回転数ゼロからトルクを発することができることでアクセル加速がすばやくできるうえに、静かで振動の無い乗り心地も特筆的です。さらに最も重要な点として、有害な一酸化炭素を一切排出しないことがあげられます。

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