エコハウス建築におけるMDF処理木材使用のメリット・デメリット
別名MDFともいう合成繊維は建築木材の代用品として利用されます。やわらかい木と硬い木を繊維状になるまで細かくし、ワックスと樹脂を混ぜて加工することで作られます。その後、高温で圧縮されてMDFパネル型に加工されるというわけです。1980年代に実用化が始まり、その強度の高さ・コストパフォーマンスの良さのために建築材としてだけでなく、キャビネット類や収納棚の木材代わりとしても現在まで長期間にわたって使用され続けています。このように多くの長所を持ち、従来の木材に代わる新しい建築木材として活躍するMDFですが、ここではMDF使用の際のデメリットもあげていきながら総合的に検証していきたいと思います。