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グラフィンベースのコンデンサを電池使用

現存のエネルギー貯蔵方法は、技術革新にのり遅れました。ですから従来の化学電池より効率の高い新しいエネルギー貯蔵システムの開発が求められるのです。新型電子科学コンデンサは期待が持てます。マハー・カディー教授の下で開発されたこの技術は、グラフィンをベースにしてエネルギーを貯蔵させようというものです。加えて、安上がりでエコフレンドリーな方法だという点も見逃すことが出来ません。

超コンデンサと呼ばれるこれは、小さい表面積上に多くのエネルギーを貯蔵可能です。DVDディスクを参考にしてプロトタイプが製作されました。ディスク自体を格安の酸化グラファイトフィルム(GO)で包み、特殊DVDドライブに挿入して放射線によってGOを減少させました。それをはがした上で、もともと電極として機能する基盤に貼り付けることが出来るのです。

グラフィンの特殊電子特性によりレーザー加工されたグラフィンやセパレーター、そしてプラスチック層のおかげで通常のリチウムイオン電池に比べて同じサイズにおける電気出力量はかなり大きくなっています。チームによると、この方法でより実践的な電池容量機能が作り上げられるのです。複数のグラフィンコンデンサはラップトップパソコンの電池に使用でき電池寿命とパフォーマンスを大幅に向上できます。

この研究はベロニカ・ストロング、セルゲイ・ダビン、リッチー・ケイン各氏が加わって行われました。そして今回の発見は最新のサイエンスマガジンに掲載されています。

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